「あるじゃニャいか。この島にも、こころおどるサバイバルが……!」
その日、一隻の小船が寝子島へと漂着した。
乗っていたのは、猫だった。背中にリュックを背負い、頭にはヘッドライトつきの帽子をかぶり、旅慣れた様子であった。
「……?」
それを眺めていた
佐藤 英二。ぱちぱちと目をしばたかせた。
「しゃべる猫だ」
まあ寝子島では時おり目にしないでもないが、島の外からやってくるのはめずらしい。
猫は英二を見つけると、嬉しそうに叫んだ。
「おおっ、第一島民発見ニャ!」
「えっ。ど、どうも? こんにちは……?」
「オレは
ヒロシという者ニャ。冒険家ニャ!」
そうして意気揚々と告げたのだった。
「この島には
冒険が満ちているニャ! あんたも一緒に冒険するのニャ!」
「ええっ?」
彼の見立てでは、寝子島には未発見の神秘的なスポットがいくつもあるのだという。
猫はそんな場所へと英二を誘うのだった。
きらきらと輝く猫の瞳に導かれて、ちょっとした冒険へ出かけてみるのはいかがだろうか?
「……ちょっとわくわくしてる自分がいる」
御影イズミです、よろしくお願いします。
佐藤 英二さん、ガイドへ登場していただきありがとうございます。
ご参加いただける場合は、ガイドのイメージはそこそこに、自由なアクションをお楽しみください。
概要
冒険家の猫、ヒロシと一緒に、寝子島の神秘的なスポットを探検するお話です。
描写は、同じスポットなら基本的にみんなで一緒に行動することになりますが、
アクションに分かりやすく希望を明記していただければ、個別描写も可能です。
寝子島にはどうやら、以下のようなスポットが隠されていたようです。
探検してみたい場所を、アクションで1つご指定ください。
なお以下のスポットは、1日程度で閉じてしまい、以降入ることはできなくなってしまうようです。
★初級者コース:七色結晶坑道
シーサイドタウンの空き地から続く、彩り鮮やかに輝く結晶でできた洞窟です。
こつんと叩けば光を発して、きれいな音がそこらじゅうに反響します。
結晶は非常に硬く、掘ったり砕いたりすることはできませんが、
小さな欠片なら持ち帰ることができるでしょう。
★中級者コース:蒼天クラゲ池
旧市街のどこかにある、非常に広い池です。透明度が高く透きとおった青い水が特徴。
なぜだかたくさんのクラゲが泳いでいて、淡く発光しながら漂っています。
正確な深さは不明ですが、底を見通すことはできません。
もしかしたら、見たことのないような巨大魚や古生物、恐竜なんかが顔を見せることも……?
★上級者コース:天空の階段
九夜山の頂上付近から空へ向かって伸びる、浮かぶ飛び石です。
飛び石はカラフルで透きとおっていて、眼下の街並みが丸見えです。
落っこちたら当然危険ですが、空には大きな魚、亀やマンタなどが泳いでいて、
上に乗っかれば安全な飛び石まで運んでくれます。
飛び石の階段を上った先には何があるのか……は、自分の目で確かめてください。
冒険に必要な道具や器具などは、ご自分でご用意ください。
猫のヒロシも多少は持っていますし貸してもらえますが、なにぶん猫なので、
あまりたくさんの持ち合わせはありません。
お昼ご飯など持ち込んで、素敵スポットで休憩するのもいいですね。
ピクニック気分でどうぞ。
もしかしたら、まだ未発見の神秘スポットもあるかも?
「○○な冒険をしてみたい!」などご希望がありましたら、自由にご指定ください。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上です。
ご参加をお待ちしています!