今日も平和な寝子島の街並み。
ああ、そろそろ冬の準備をしなきゃならないと思う今日このごろ。
ひゅう、と風が吹いて落ち葉が舞う中を
桜井 ラッセルが寒い寒いとポケットに手を突っ込んで歩いて行く。
「今年も寒くなるって聞いたし、そろそろコートの準備しないとなぁ……
あー、でも鍋。鍋もいいよなぁ……寝子島の新鮮な魚介類を使った鍋……はあ、食べたいなあ……」
今年も寒いという予報はもう既に寝子島の人々の耳には届けられている。
なので今はもう、街のお店では暖房器具や冬物の服が多く並び始めていた。
そろそろ本格的な冬に備えないと……そう考えていた矢先、ラッセルの目に信じられないものが飛び込んできたのだ。
なんと、
サンマさんの姿をした
野々 ののこがラッセルの目の前を通り過ぎていく。
ニコニコ笑顔でかわいい格好をしているからか、ののこはスキップで街の中を歩いていた。
「どういうことだ……??」
何が起こったのかよくわかっていないラッセル。
そういえば最近、
何かを願ったような覚えがあるが、まさか……?
ふるふると首を横に振ったラッセルはもう一度ののこに目を向けると、彼女は楽しそうにスキップしながら歌っている。
「るんたったー♪ るんたったー♪
サーンマーさーんーだよー♪
おとなりさーんに、マーンボーウくーん♪」
しかし
マンボウくんの名前を出したその時、ピタリと動きを止めたののこ。
突然止まってしまったためにラッセルも少しびっくりしてしまい、同じように動きを止めた。
何が起きたのかとラッセルがののこの顔を覗き込むと、しょんぼりしているののこがそこにいた。
「……マンボウくんがいないんだよね……」
はあ、と大きくため息をついたののこ。
愛らしいサンマさんのきぐるみを着ることが出来たのは嬉しいが、お隣にマンボウくんがいないのがちょっと寂しい様子でいた。
「ええと……」
ラッセルがどうしようか、と悩んでいるとくるりと振り向いたののこと目が合った。
ぱあっと顔が明るくなったののこはラッセルにマンボウくんきぐるみを手渡して、あるお願いをしてきた。
それは『
サンマさんきぐるみとマンボウくんきぐるみを広めよう!』というお願い。
せっかく出来上がった可愛らしい(?)きぐるみだけど、出来たばかりでとても認知度が低い。
だから、このきぐるみ達をもっと広めたい! というのが、ののこの考えのようだ。
新たなグッズとなるかもしれない、サンマさんきぐるみとマンボウくんきぐるみ。
このきぐるみ達を広めるための方法を、考えてみよう!
お世話になっております、御影イズミです。
今回はエイプリルフールのウソ企画「らっかみ!公式ショップ こんなグッズは○○トピック」より、にゃんぞろを出しました桜井 ラッセルさんのきぐるみ2種をメインとしたシナリオとなります。
楽しく愉快にきぐるみを宣伝するシナリオとなっておりますので、気軽に参加していただけたらと思います。
説明
今回、PCの皆様は「サンマくんきぐるみ」「マンボウくんきぐるみ」のどちらかを着て、
街の中を練り歩き、きぐるみを宣伝したり、普及活動を行うことになります。
普通に歩くだけでも良し、誰かと一緒に着て散歩するのも良し、
街の人に宣伝するためにパフォーマンスするのも良し。
とにかく、宣伝していただければ良いと言った形になります。
今回は、桜井さんやののこを始め、きぐるみ商品化の要望が高まったのを、
中沢 リッカルド町長が聞きつけ、実現しました。
きぐるみを着て宣伝活動を行ってくれた人には、町長から、
寝子島内の飲食店使えるお食事券がプレゼントされるとのこと。
なお、このお食事券をたくさんゲットして、みんなでパーティーしよう!と、張り切っているののこ。
寝子島の人全てをきぐるみにする勢いで普及活動をがんばっています。
ののこと目が合ったあなたは、強引にきぐるみを着せられてしまうかも?
引っ込み思案なあなたもノリノリなあなたも、みんなできぐるみを楽しんでしまいましょう!
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
また今回は御影イズミがこれまでにシナリオで扱ったNPC達とも会話が可能となっております。
NPC達は全員、きぐるみのことは何も知りません。きぐるみで現れると1回目に必ず驚いてくれます。
どなたでもお気軽にご参加くださいませ。
お待ちしております!