「いやあ、きなこくんにいい話を聞いてしまったなあ。
秋の風物詩だなんて、素晴らしいよね~」
野々 ととおを見かけた時、彼は地面にしゃがみこんでいた。
いそいそと集めているのはどうやら、寝子高敷地内の芝生に落ちている枝葉やら、紙ゴミなどのようだった。
通りがかりの
巫部 紫苑は、首を傾げながら尋ねた。
「理事長先生、なにをしてるんですか?」
「やあやあ! ちょうどいいところに来たね」
理事長はかたわらにいくつも、山と積まれている段ボール箱を指さした。
紫苑がその一つを開けてみると、
「まあ。
さつまいもがたくさん! あ、もしかして」
近くには何本もの木の枝が組み置かれていて、焚き火でもするつもりのようだ。
焚き火、たくさんのさつまいも、わくわくとした理事長の顔とくれば、食通の紫苑にはピンと来るものがあっただろう。
「
焼いもですか!」
「そのとおり!」
「素敵ですね♪」
「秋は焼いもの季節なんだってね。暑い日が続いてるけど、きっとこの暑さの中で焚き火をしたりいもを焼くのも、秋の風物詩というやつなんだろうね!」
9月に入ってもまだまだ残暑の厳しい寝子島。焚き火をするには早いのだが、理事長はどうも、ちょっと勘違いをしているらしい。
とはいえ、9月はさつまいもが旬な時期でもある。出荷直後のおいしいさつまいもをいち早くいただくというのも、初秋の楽しみかもしれない。
「おいもはいくらでもあるからね。みんなを呼んで、焼いて焼いて焼きまくろうじゃないか!」
というわけで、寝子島高校の敷地の一画では、理事長先生主催の焼いもパーティーが行われている。
寝子高生徒はもちろん、それ以外の誰でもご相伴に預かってよいとの大盤振る舞いだ。
煙と良い香りに誘われてやってきたのだろう、教員たちの姿もちらほらと見て取れる。
あなたもひとりで、もしくは誰かといっしょに、秋の味覚を味わいに来てみてはいかがだろうか?
こんにちは、鳴葉ゆらゆです。
巫部 紫苑さん、ガイドにご登場いただきましてありがとうございます。
ご参加いただける場合、ガイドのイメージにかかわらず、自由なアクションをどうぞ。
概要
みんなで焼きいも食べよう! というシナリオです。
ととお理事長が、焚き火をおこして、おいもを焼いています。
おいもは大量にあるので、誰でも自由に食べていってね、とのこと。
学生以外も大歓迎。ほしびとやあやかしもぜひどうぞ。
秋の味覚をみんなでわいわい、楽しみましょう。
焚き火で、おいも以外を焼くのもOK。
マシュマロとか。
魚介のホイル焼きとか。
焼きりんごとか。
鉄板で焼きそば作っちゃうとか。
ブロックでピザ窯作って焼いちゃうとか。
持ち込みも自由にどうぞ。
燃料の枝葉や燃えるゴミを集めてくれるのもありがたいです。
ついでに敷地内外のお掃除をしちゃうのもいいですね。
ひと仕事終えていただく焼いもは、きっと格別ですよ。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
ガイドは以上になります。
どなたでも、お気軽にご参加くださいませ。