「ふむ……」
八神 修はスーパーのとあるコーナーにて悩んでいた。そのとあるコーナーとはバレンタインのチョコが飾られているコーナーだ。
悩んでいると言っても、この飾られている多くのチョコのどれを購入するかという悩みではない。
修は本日、
七夜 あおいとバレンタイン用のチョコを修の家で一緒に作る事になっておりまずは二人で材料を買いに来たのだが、どういうチョコにするか考えている際にこのコーナーを発見し、参考にしているというわけだ。
「シンプルな生チョコもいいし、クランチチョコも悪くない。後は……チョコブラウニーやチョコマカロンも良さそうだな」
「あ、こんなところにいた」
「ん?」
沢山のチョコを前にして候補を考えていると、あおいが修の方へとやってきた。スーパーの袋を手にしているところを見るにどうやら既に材料を買った後のようだ。
「あぁ、もう材料を買ったのか?」
「うん。修君はまだみたいね」
「何にするかと思ってな。……あおいはどういうチョコにするつもりなんだ?」
「んー……詳しくは秘密だけど、味はシンプルなものにするつもりだよ。あまり複雑なものは向いてないしね」
「なるほど」
あおいは大家族の為に幼い頃から家事の手伝いをしてきたが、生憎と料理だけは上達しなかったのだ。少しずつ改善の傾向にはあるが、まだまだ手順が複雑なものは確かに難しいだろう。
それならばシンプルな物よりも少し凝った物の方が良いかもしれないと修は考えた。
「よし、俺も決めた。材料買って来るから入口で待っていてくれ」
「うん、分かった」
果たして修が決めたチョコとは一体何なのだろうか?
修とあおい。二人のバレンタインは今日この時より始まったのだった。
こんにちは、昂祈です。
八神 修さん、この度はよろしくお願いします!
概要
今回は八神君のお家で七夜さんと八神君がバレンタインのチョコを作るシナリオになります。
時に仲良くお話しながらチョコを作りましょう!
チョコについて
材料に関してはガイド通りスーパーで購入していますが、八神君がどういうチョコを作るかはお任せします。
もし、こちらで決めた方がよろしければお任せ頂いても構いません。
あおいさんが作るチョコについてはどういうチョコになるかは決まっています。
ガイド通りに味はシンプルだけど、見た目は少し凝ったものになります。
それでは、アクションの方をお待ちしています!