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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
蒼い月の夜
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紅い月は人を狂わせる。そんな迷信が存在する。
月が紅くなる理由は科学的に解明されており、紅い月に人を狂わせる力はない。しかし、それでも人を狂わせると信じている人もいる。それはあまりにも紅い月が妖しすぎるからかもしれない。
ところで、寝子島では月が蒼く輝く時があるという噂が存在する。
その噂は人知れず流れており、けして大勢の人が知るわけではない。だが、逆に消え失せる事もない。
噂によると蒼い月は特定の時や条件で出るわけでなく、また誰にでも見えるわけではないらしい。そして、蒼い月が見えた人間にはその夜の間、変化が訪れるという。
その変化とは性格であったり、身体的な物であったりと様々であるらしい。
「わぁ……今日のお月様、蒼い」
恵御納 夏朝が夜の空を見上げてみるとそこには蒼い月が爛々と輝いていた。
だが、変わっているのはそれだけではなかった。
「……あれ？ いつの間にか頭の上に何か生えてる。これは、もしかして……ケモミミ？」
夏朝の言う通りそれは何かしらの獣の耳だった。フサフサした毛がとても手触り良さそうである。
「何でこんなものが突然？」
そう呟いてうーんと考えていると、夏朝の横にあるコンクリート塀の上を猫が歩いていく。
「うにゃあ……寝過ぎてご飯を食べ損ねたにゃあ」
「っ！？」
声が聞こえた瞬間、夏朝は猫の方を振り向く。確かに今、猫の方から声が聞こえたのだ。
「猫さん？ 今、あなたが喋ったの？」
「うみゃ？ 僕の事？」
「やっぱり！ 猫さんが喋ってる！」
目を輝かせてズイッと猫へと顔を近づけるも、猫は不思議そうに首を傾げるだけで逃げる気配はない。
もしかしたら、この突然生えてきたケモミミは猫さんの耳なのかもしれないと夏朝は思った。この猫耳のお陰で猫さんの言葉が理解できるようになったのかもしれない。
「僕の言ってる事が解るの？」
「うん、解るよ猫さん！」
「じゃあさ。何かご飯くれない？」
「あ、お腹空いてるの？ うん、良いよ！」
そう言って笑う夏朝の頭上には蒼く輝く月。
今宵の蒼い月は果たして寝子島にいる人々にどんな変化をもたらすのだろうか？
月が紅くなる理由は科学的に解明されており、紅い月に人を狂わせる力はない。しかし、それでも人を狂わせると信じている人もいる。それはあまりにも紅い月が妖しすぎるからかもしれない。
ところで、寝子島では月が蒼く輝く時があるという噂が存在する。
その噂は人知れず流れており、けして大勢の人が知るわけではない。だが、逆に消え失せる事もない。
噂によると蒼い月は特定の時や条件で出るわけでなく、また誰にでも見えるわけではないらしい。そして、蒼い月が見えた人間にはその夜の間、変化が訪れるという。
その変化とは性格であったり、身体的な物であったりと様々であるらしい。
「わぁ……今日のお月様、蒼い」
恵御納 夏朝が夜の空を見上げてみるとそこには蒼い月が爛々と輝いていた。
だが、変わっているのはそれだけではなかった。
「……あれ？ いつの間にか頭の上に何か生えてる。これは、もしかして……ケモミミ？」
夏朝の言う通りそれは何かしらの獣の耳だった。フサフサした毛がとても手触り良さそうである。
「何でこんなものが突然？」
そう呟いてうーんと考えていると、夏朝の横にあるコンクリート塀の上を猫が歩いていく。
「うにゃあ……寝過ぎてご飯を食べ損ねたにゃあ」
「っ！？」
声が聞こえた瞬間、夏朝は猫の方を振り向く。確かに今、猫の方から声が聞こえたのだ。
「猫さん？ 今、あなたが喋ったの？」
「うみゃ？ 僕の事？」
「やっぱり！ 猫さんが喋ってる！」
目を輝かせてズイッと猫へと顔を近づけるも、猫は不思議そうに首を傾げるだけで逃げる気配はない。
もしかしたら、この突然生えてきたケモミミは猫さんの耳なのかもしれないと夏朝は思った。この猫耳のお陰で猫さんの言葉が理解できるようになったのかもしれない。
「僕の言ってる事が解るの？」
「うん、解るよ猫さん！」
「じゃあさ。何かご飯くれない？」
「あ、お腹空いてるの？ うん、良いよ！」
そう言って笑う夏朝の頭上には蒼く輝く月。
今宵の蒼い月は果たして寝子島にいる人々にどんな変化をもたらすのだろうか？
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2020年08月17日
- 参加申し込みの期限
-
- 2020年08月24日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2020年08月24日 11時00分
こんにちは、昂祈です。
まずは、恵御納 夏朝さん。
ガイドに登場して頂きありがとうございました！
もし、参加して頂けるようでしたら、アクションについてはご自由に考えて頂いて大丈夫です！
概要
今回のシナリオはキャラクターの皆様に様々な変化が降りかかるシナリオとなっています。
蒼い月の夜、突然猫になったり。性格がガラリと変わったり。猛烈に何かを頑張りたくなったり。
その変化によって起る様々なハプニングやイベントを楽しんで下さい。
蒼い月による変化
蒼い月による変化は蒼い月に気付かなくても起ります。
因みに蒼い月による変化は知らない誰かに見られても、なぜか変な事とは思われず、
また記憶にも残ることはありません。
＜変化の一例＞
◆１：性格の変化
普段はツンツン多目のツンデレだけど、デレ成分多目になる。
普段は引っ込み思案だけど大胆になる。
普段は笑顔をあまり見せないけど、とても良く笑うようになる。
本人が気付かない内にまるで酒にでも酔ったかのように意識があやふやになって様々な性格への変化があります。
どういう性格になるかはご自由にご指定頂く事ができます。
◆２：ケモミミが生える
突然頭の上にケモミミが生えます。
このケモミミはあくまでもそういった形のものが生えるだけで耳としての機能はありませんが、
この耳が生えたと同時に特定の動物の言葉が理解できるようになります。
何の動物のケモミミが生えるか、また何の動物の声が聞こえるようになるかは自由に決めて頂いて構いません。
◆３：突然○○をしたくなる
ゲームや運動、食事等を突然したくなります。
どれだけしたいかと言えばとてもではないが我慢できない程で、
友達が傍にいたりすると友達も猛烈な勢いで誘う事でしょう。
○○に当たる部分はご自由に選択して頂いて構いません。
ここで紹介しているのは蒼い月による変化の例です。
これ以外にも面白そうな変化があれば自由に指定して頂く事もできます。
例えば、
・性別反転してしまったり。
・背が低い人がノッポになったり。貧乳な子が巨乳になったり。
・透明人間になったり。
・怪獣に変身したり。
・冬なのにサーフィンがしたくてたまらなくなったり。
・スカートめくりがしたくてたまらなくなったり。
・大好きなエビフライが急に嫌いになったり。
などなど、変化と呼べるものでしたら、なんでも構いません。
また、複数人でＧＡを組み、変化したＡさんと変化しないＢさんのやりとりを描写する、
といった形もＯＫです。
NPCについて
遠藤 健。
高校二年生。
同行のご希望があれば、一緒に参加します。
基本的に皆様のアクションに沿った行動をとります。
また遠藤以外のNPCの方でも、特定のマスターさんのキャラでなければ誰でもご指定して頂く事ができます。
気になるNPCさんがおられればどうぞご一緒にご参加ください。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています！