終業式の前日の寝子島高校。
それは、いつの間にか廊下の掲示板に貼られていました。
『今夜 通知表をいただきにあがります ──Mr.サンタ』
「なんだい、これ?」
八十八旗 信彦は人だかりをかき分けて掲示板にたどり着き、感心したように言いました。
「面白いね! 通知表なんて欲しくない生徒も多いだろうし、サンタだけに素敵なプレゼントじゃないか。なんだか応援したくなってしまうね……」
ニヤニヤする信彦でしたが。
「…………」
「!!」
ふと視線を感じて振り向くと、仏頂面の
津止 孝道教頭が立っていました。
「……いやいや、誰のいたずらかなあ? 困ったもんだよねえ」
聞こえよがしにつぶやきながら立ち去る信彦でした。
こんにちは、茄子です。
八十八旗 信彦さん、ガイドに登場いただきありがとうございます。
もしご参加いただける際は、ご自由にアクションをおかけください。
概要
終業式前後のフリーシナリオです。
終業式にまつわるアクションなら、自由におかけください。
また終業式の前日には、神魂の影響で怪盗エアーが吹いています。
なぜか学校に忍び込みたくなったり、泥棒を捕まえたくなったりします。
神魂のことを知らない先生等のNPCは、夢か何かだと思ってるようです。
大人でもほしびとでも自由に参加できます。
なお今回は、これまた神魂の影響なのか、学生以外の誰かが紛れ込んでも、
なぜか周囲には寝子高生だと思ってもらえるようです。
どなたでもお気軽にご参加ください。
アクション
☆終業式の日常を楽しみたいあなたは……
終業式とホームルーム、あるいはその前後の日について描写します。
日常のシーンのみを希望する方はこちらへどうぞ。
★終業式
会場は、寝子高の講堂(1階席)です。
以下の「終業式の流れ」を参考にして、アクションを自由にお書きください。
(例:隣の人とお喋りして先生に怒られる。いびきをかいて眠る。スマートフォンをいじっている)
<終業式の流れ>
・教頭による開式の辞
・校長の話(長い)
・生徒によるスピーチ
・校歌斉唱
・教頭による閉式の辞
生徒によるスピーチは、寝子高の式典ではちょっとした恒例イベントです。
何人かの生徒が先生にマイクを渡されます。
(自らマイクをもぎ取る。強引に渡される、などアクションで指定可)
マイクを手にした生徒はアクションにスピーチの内容を書いてください。
2学期に達成できたこと、思い出、冬休みや3学期への抱負などを語ることになっていますが、
関係ないことを熱く語っても構いません。
★ホームルーム
終業式のあと、各教室でホームルームがあります。
担任の先生から通知表を渡されたり、冬休み前最後のお話があったりします。
通知表は、先生や生徒の性格などによって、褒められたり、励まされたり、怒られたりと様々です。
その様子を、アクションに自由にお書きください。
(例:友だちに自慢する。顔面蒼白できゅうと気絶)
通知表は各教科5段階です。
その評価の内容は、プレイヤーさんが自由に決めてアクションに書いてください。一部だけでも構いません。
(例:英語以外は1だから怒られそう。美術は5。理数英は3。国社4。体5)
☆怪盗エアーに吹かれたあなたは……
神魂の影響による、非日常なシーンを描きます。
終業式が始まる前日、夜の寝子島高校にて、怪盗『Mr.サンタ』と通知表をめぐる攻防が繰り広げられます。
気が付くとあなたは夜の学校に立っています。
怪盗エアーの影響なのか、学校内で何をしても、なぜか警備会社に通報されることはありません。
ただし職員室前には、交代で先生の見張りが立っています。
Mr.サンタはどこかの窓から学校へ侵入してきます。
あなたは、Mr.サンタの味方として行動しても良いですし、捕まえる役に回ったり、
あるいはサンタとは別の怪盗として参加することも可能です。
<アクション例>
☆Mr.サンタを応援・協力する!
☆いやむしろ、俺自ら通知表を盗む!
☆不届き者を捕まえる! 捕獲作戦開始だ!
☆中立者としてフツウを守る!
などなど。
通知表が盗まれた場合、残念ながら終業式の日に通知表が渡されることはありません。
通知表がどうなるかは皆様のアクション次第です。
登場NPC
特定のマスターさんが担当しているNPC以外は、誰でも登場できます。
NPCといっしょに通知表を盗もうとしたり、泥棒を捕まえようとしたりするアクションも自由に書けますが、
ずっといっしょに行動するわけにはいきませんので、NPCとの行動だけにならないようにお気をつけください。
ちなみに、成績があまり振るわなかったののこは、なんとなくMr.サンタを応援しています。
夜の学校では騒ぎを見物している模様。
ただし、誰かに「通知表を盗むなんていけない! Mr.サンタを捕まえよう!」と諭されれば、
協力してくれるかもしれません。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております♪