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- 00月00日生 00歳
- AAA000000
暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』
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「ここか……暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』」
その日海原 茂は、星ヶ丘地区を訪れていた。
「暗闇メイドとは、怪しい。いかにも怪しい。ぜひ調査せねばなるまい」
もれいびとして使命感に燃える彼は、いつでも寝子島の異変について目を光らせている。奇怪な現象あらばすぐさま飛び込んで、解決のために動くのだ。
つまりこれは、正当なる調査活動である。
暗闇メイドカフェ……などという字面だが、もちろんいかがわしい気持ちで入店するわけではないし、ましてやメイドさんにチヤホヤされたりイチャイチャ楽しく遊んだりしたいわけでは決してない。
ないのである。
おしゃれな扉を開くと、きっちりと燕尾服を着込んだ若い執事さんが茂を出迎えた。彼は受付役であるらしい。
暗闇と店名にはあるが、見たところ店内は明るく、いかがわしい空気はまるで感じ取れない。海原は少し落胆した。
「お帰りなさいませ、旦那様。本日はおひとりでのご来店ですか？」
「あ、はい！ ひとりです！」
「かしこまりました。それでは、こちらのアイマスクをお召しになってください」
「分かりました！ ……うん？」
暗闇メイドカフェとはアイマスクを装着し、目隠し状態で各種サービスを受けるという、いささか新機軸に過ぎるメイドカフェなのだった。
さっそくアイマスクを身に着け、視界を遮られ何も見えず、自分の心臓の鼓動のみが響く中。
聞こえてきたのは、明るく元気な女の子の声だ。
「初めまして、ご主人様☆ 本日ご主人様のお世話を担当します、メイドのまりんです！ よろしくお願いしま～す♪」
「あ、は、はい！ よろ、よろしく！」
あたたかい感触に手が包まれて、海原は飛び上がった。
「それじゃ、お席にご案内しますね♪」
メイドさんに手を引かれ、ふかふかの椅子に腰かけると、至れり尽くせりなサービスが待っていた。
「ご注文の白黒にゃんこオムライスです☆ さっご主人様、お口を開けて？ あ～ん♪」
「あ、あ～ん……！」
「ポラ撮りますね♪ はい、チーズ☆」
「……ピース！！」
「マッサージはいかがですか、ご主人様？ そ～れそれそれ☆」
「うっほほほほほ、これはたまらん～～～」
メイドの顔は見えない。しかしだからこそ感じる、彼女の嘘偽りないおもてなしの心。
暗闇メイドカフェでの体験はまさしく、至福のひと言というほかなかった。
「うむ。調査続行だ！」
しばらく通い詰めることを心に決めた海原であった。
見えないからこそ、見えるものがある。
暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』は、閉ざされた闇の中に浮かび上がる、メイドたちの本当の真心や思いやりに触れることができる、極上の癒しスポットなのだ。
ちなみに、メイドさんのスタッフも若干名募集中とのことである。
ご主人様もお嬢様も、メイドさん候補も、一度訪れてみてはいかがだろうか。
その日海原 茂は、星ヶ丘地区を訪れていた。
「暗闇メイドとは、怪しい。いかにも怪しい。ぜひ調査せねばなるまい」
もれいびとして使命感に燃える彼は、いつでも寝子島の異変について目を光らせている。奇怪な現象あらばすぐさま飛び込んで、解決のために動くのだ。
つまりこれは、正当なる調査活動である。
暗闇メイドカフェ……などという字面だが、もちろんいかがわしい気持ちで入店するわけではないし、ましてやメイドさんにチヤホヤされたりイチャイチャ楽しく遊んだりしたいわけでは決してない。
ないのである。
おしゃれな扉を開くと、きっちりと燕尾服を着込んだ若い執事さんが茂を出迎えた。彼は受付役であるらしい。
暗闇と店名にはあるが、見たところ店内は明るく、いかがわしい空気はまるで感じ取れない。海原は少し落胆した。
「お帰りなさいませ、旦那様。本日はおひとりでのご来店ですか？」
「あ、はい！ ひとりです！」
「かしこまりました。それでは、こちらのアイマスクをお召しになってください」
「分かりました！ ……うん？」
暗闇メイドカフェとはアイマスクを装着し、目隠し状態で各種サービスを受けるという、いささか新機軸に過ぎるメイドカフェなのだった。
さっそくアイマスクを身に着け、視界を遮られ何も見えず、自分の心臓の鼓動のみが響く中。
聞こえてきたのは、明るく元気な女の子の声だ。
「初めまして、ご主人様☆ 本日ご主人様のお世話を担当します、メイドのまりんです！ よろしくお願いしま～す♪」
「あ、は、はい！ よろ、よろしく！」
あたたかい感触に手が包まれて、海原は飛び上がった。
「それじゃ、お席にご案内しますね♪」
メイドさんに手を引かれ、ふかふかの椅子に腰かけると、至れり尽くせりなサービスが待っていた。
「ご注文の白黒にゃんこオムライスです☆ さっご主人様、お口を開けて？ あ～ん♪」
「あ、あ～ん……！」
「ポラ撮りますね♪ はい、チーズ☆」
「……ピース！！」
「マッサージはいかがですか、ご主人様？ そ～れそれそれ☆」
「うっほほほほほ、これはたまらん～～～」
メイドの顔は見えない。しかしだからこそ感じる、彼女の嘘偽りないおもてなしの心。
暗闇メイドカフェでの体験はまさしく、至福のひと言というほかなかった。
しばらく通い詰めることを心に決めた海原であった。
見えないからこそ、見えるものがある。
暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』は、閉ざされた闇の中に浮かび上がる、メイドたちの本当の真心や思いやりに触れることができる、極上の癒しスポットなのだ。
ちなみに、メイドさんのスタッフも若干名募集中とのことである。
ご主人様もお嬢様も、メイドさん候補も、一度訪れてみてはいかがだろうか。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2020年01月20日
- 参加申し込みの期限
-
- 2020年01月27日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2020年01月27日 11時00分
こんにちは、よろしくお願いします！
概要
星ヶ丘に新しくオープンした暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』で、
メイドさんと触れ合おう！ な、お話です。
暗闇メイドカフェ『BLACK＆WHITE』では、お客様はアイマスクをして入店していただきます。
目隠しをして暗闇の中で接客されることで、メイドたちの本心に触れ、
心からのおもてなしを感じ取ってほしい、というのがコンセプトです。
メニューやサービスなどは、主に通常のメイドカフェとそう変わりません。
ただ、メイドさんの顔は基本的に見えません。
上辺だけではない、いつもは隠されている本当のおもてなしの心を、
暗闇メイドカフェで堪能してみてください。
ちなみに、寝子島の各所で配っているお店のチラシには、どうやら神魂が影響を与えているようで、
手に取るとどうしても来店したくなってしまいます。
＜主なサービス＞
☆各種フード・ドリンクメニュー
フード・ドリンクメニューは全て、メイドさんが手ずから食べさせてくれます。
・白黒にゃんこオムライス
・白黒にゃんこハンバーグ
・白黒にゃんこカレー
・白黒にゃんこパスタ
・白黒にゃんこパフェ
・白黒にゃんこサラダ
・白黒にゃんこカプチーノ（ラテアート付き）
マスコットの白黒にゃんこが描かれたメニュー。
後述のポラロイド写真といっしょに、フードメニューの写真を受け取ることができます。
・焼きそば
・タコ焼き
・ホットドッグ
・コーヒー
・紅茶
・各種ソフトドリンク
などなど。
その他のメニューも、リクエストすれば作ってもらえるかも。
☆ポラロイド写真撮影
アイマスクで見えないので、接客中にメイドさんが写真を撮影し、
退店時に受付で出来上がった写真を渡してもらうことで、
接客中の様子を見ることができます。
接客してくれるメイドさんの顔は、基本的にこの写真でのみ見ることができます。
☆カラオケ
メイドさんといっしょにカラオケを楽しめます。
デュエットももちろんＯＫ。
☆マッサージ、耳かきサービス
メイドさんが、ちょっとしたマッサージや耳かきなどしてくれます。
お疲れのあなたに。
＜在籍するメイドさん＞
ご指名可能ですが、お任せもＯＫです。
☆まりん
天真爛漫で元気いっぱい。お友達感覚で。
☆たまき
ほんわかお姉さん。めいっぱい甘やかしてくれます。
☆あんな
クールなインテリ系。口数少なくも献身的。
☆さーや
絵に描いたようなツンデレ。口の悪い彼女の本心は？
＜メイドさん募集中＞
メイドさんとして働いてくれるスタッフを募集中。
可愛ければ男の子のメイドでもＯＫ。
かっこいい男の子や渋い男性なら、特例で執事さんとして働くこともできます。
ＮＰＣについて
・海原 茂
「耳かきお願いします！」
すっかりお店が気に入ったらしく、何度目かの来店。楽しんでいます。
・桐島 義弘
「な、なぜ私はこんな店に？ なぜアイマスクをするんだ？」
うっかりチラシを手にして来店。戸惑っています。
・島岡 雪乃
「えっ、あっ、えっ？ どうして私がメイドさんに？ えっえっ？」
何故かスタッフとして働くことに。戸惑っています。
その他、登録済みのＮＰＣなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
いっしょにメイドカフェへ来店したり、メイドになって来店したＮＰＣを接客してあげたり。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています！