シナリオ「【演劇祭】少年座 『カマル王子とブドゥール姫』」

【演劇祭】少年座　『カマル王子とブドゥール姫』

イラスト：えび／井浦はとこ／ JAKE ／ project nanica

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　マタタビック演劇フェスティバル。
　それはその名の通り、ありとあらゆる寝子島の住人達が参加する事が出来る演劇の祭典。
　演劇祭の日が刻一刻と近づく中で、出場する事になっている劇団「少年座」のメンバーは本日も集まって練習を重ねていた。

「ふーむ。ここの台詞は少し変えた方が良いかなって皆と話したんだけどどうかな？」

　カマラルザマーン役を演じる鴻上彰尋は台詞の演出を脚本担当の一人と話している。

「この時の動きは躍動感を見せる為にドレスを翻す動きをした方が良いかもなぁ」

　ブドゥール姫役である来島アカリは作中のワンシーンでの自分の動きをチェックしているところのようだ。

「うん、そうだね。もう少し広くして貰った方が動き易いかも」

　作中のもう一人の姫であるハイヤート姫役の弥逢遊琳は衣装担当と衣裳の微調整について話し合っていた。

　劇団「少年座」のメンバーは最後まで演技や演出などのチェックに余念がない。
　もうじきその熱は舞台の上で放出される。果たして、どのような一日になるのだろうか。

運営部より

このシナリオは、マタタビック演劇フェスティバルのプライベートシナリオです。
くわしくはこちらのおしらせをご覧ください。

今回は、劇団「少年座」のためのシナリオです。

劇団員としては、エントリー済みの以下のＰＣのみが参加することができます。
　
　　▼参加ＰＣ（劇団員として）
　　・鴻上彰尋さん
　　・来島アカリさん
　　・弥逢遊琳さん

観客としては、最初の参加申込み期限（9月23日13時）以降、誰でも参加できます。（２名さままで）

※その他の方は「このシナリオには」参加できませんので、ご注意ください。
　演劇祭の「他のシナリオには」参加する機会が十分ありますので、お楽しみにお待ちください。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

昂祈

マスターコメント

こんにちは、昂祈です。
まずは劇団「少年座」の皆さん、ガイドに登場して頂きありがとうございます。

こちらは、マタタビック演劇フェスティバルのプライベートシナリオです。
少年座の皆さんはご参加頂く際にはアクションなどはご自由にお考え下さって構いません。
アクション投稿期限までは、トピックに情報を追記していただくこともできます。

劇について

【あらすじ】

ハーレダーンという国には神の子と噂されるほど美しいカマラルザマーンという王子が居た。
かの王子は一つ大きな問題を抱えていた。それは十五歳となったと言うのに女性に興味の一つも湧かない事である。
一方、遥か遠くのエル・ブフールとエル・クスールという二国の王女であるブドゥールもまた男性に興味を持っていないと言う。

ある日、カマラルザマーンは業を煮やした父親である国王に罰として城の中でも最も奥にある古い塔に閉じ込められてしまう。
しかし、それは一つの出会いを産んでしまう。塔の地下にある井戸の底には魔王の娘が住んでいたのだ。
美しき王子の寝顔を覗き込む魔王の娘。その美しい顔に驚く魔王の娘だが、その時、雷鳴が響く。

雷鳴と共にハーレダーンに現れる魔神。彼の目的はこの世で一番美しい人間だった。

【配役】

■主演
カマラルザマーン（カマル王子）：鴻上彰尋
ブドゥール姫：来島アカリ
ハイヤート姫：弥逢遊琳

■その他
ハーレダーン国王
魔王の娘
魔神
エル・ブフールとエル・クスールの国王
その他

【劇団員以外の参加について】

このシナリオには劇団員以外の方でも参加する事が出来ます。
但し、役者としてではなく劇を観賞する観客としての参加になります。
会場の中には飲食をしながら鑑賞できるスペースがありますので、そちらを指定して頂く事もできます。

※観客で参加希望の方は、最初の参加抽選の後に参加することができます。

会場

　会場は星ヶ丘にある『STARHILL Theater（スターヒル・シアター）』。
　近代的な多目的劇場で大衆演劇はもちろん、オペラ、歌舞伎、コンサート、映画を上映することも可能です。
　ステージには様々な舞台機構が備え付けられており、工夫次第でありとあらゆる演出を行うことができます。
　ステージから競り上がったり、時にワイヤーアクションで宙を舞う。
　映像と合わせた絢爛豪華な舞台を作り出す等、自由な発想で表現できます。