シナリオ「【演劇祭】劇団・鰤梨蒼人「招猫館殺人事件」」

【演劇祭】劇団・鰤梨蒼人「招猫館殺人事件」

とある放課後。
『寝子島高校ミステリ研究会』はある会合を開いていた。
基本的にはお茶とお菓子を持ち寄ってお喋りをする会だが、今日は少し違う。

今回はマタタビック演劇フェスティバルの会議も兼ねている。

とはいえ、お茶とお菓子は当然のように用意されている。
ブリジット・アーチャーと神野美野梨は色々な案を出しながら、構想を練る。

「やはりミステリをモチーフにした舞台にしようと思うの」

「そうね、ミステリ研究会だもの」

「それで招猫館という場所で……事件がこんな感じで……それがこうなって……」
「ふむふむ、なるほど」

盛り上がる２人を響蒼留人が眺めている。
そもそも蒼留人はミステリ研究会のメンバーではない。
ミステリ研究会の舞台劇ではあるが、じつは参加者が確定していない。
そこでスカウトされたのが蒼留人である。　

（俺、どんな役をやることになるんだ……？）

脚本のおおまかな流れが決まり、舞台上ではブリジットが主演で、美野梨と蒼留人は助演を務める。
話の詳細を決める過程で登場人物は今より増えるかもしれない。
蒼留人は助演だけでなく、裏方もいろいろやることになりそうだ。

きっと大変なこともあるだろう。
けれど、楽しいこともいっぱいあるだろう。

そんなミステリ研究会によるミステリ劇が幕を開ける。

運営部より

このシナリオは、マタタビック演劇フェスティバルのプライベートシナリオです。
くわしくはこちらのおしらせをご覧ください。

今回は、劇団「鰤梨蒼人」のためのシナリオです。

劇団員としては、エントリー済みの以下のＰＣのみが参加することができます。
　
　　▼参加ＰＣ（劇団員として）
　　・ブリジット・アーチャーさん
　　・神野美野梨さん
　　・響蒼留人さん

飛び入り参加としては、最初の参加申込み期限（9月19日13時）以降、誰でも参加できます。（２名さままで）

※その他の方は「このシナリオには」参加できませんので、ご注意ください。
　演劇祭の「他のシナリオには」参加する機会が十分ありますので、お楽しみにお待ちください。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

星織遥

マスターコメント

星織遥と申します。
こちらはマタタビック演劇フェスティバルのプライベートシナリオです。
ブリジット・アーチャーさん、神野美野梨さん、響蒼留人さん、企画へのご参加ありがとうございます。

　「招猫館殺人事件」

【あらすじ】
時代は昭和初期。
招猫館では、主である藤堂寅太郎氏の令嬢が女学校へ進学したことを祝い、パーティーが開かれていた。
多くの参加者が彼や令嬢に祝いの言葉を述べる。また使用人たちが拵えた料理の数々に舌鼓を打つ。

しかし悲劇の足音は近づいていた。
華やかな会が終わりを迎え、多くの参加者が館を辞した後、寅太郎氏が殺害されているのが発見された。
現場の状況や集まった情報から、書生が容疑者として最有力候補にあがる。

だが、そこで令嬢の友人として招かれていた金髪の少女は異を唱えた。

「それは、ちょっとおかしいんじゃないかしら？」

事件の真相はいかに。

※ストーリーの詳細はこちらをどうぞ。

【配役その他】
ブリジット・アーチャー：主演・美少女探偵・脚本
神野美野梨：助演・舞台演出
響蒼留人：助演・書生・裏方

【飛び入り参加について】
　劇団員以外の方も、飛び入りで役者や裏方として参加することができます。
　※飛び入りで参加希望の方は、最初の参加抽選の後に参加することができます。

＜役者として参加する場合＞
「使用人」か「招かれた客」のどちらで参加するかアクションに書いてください。

例えば「使用人」ならば、パーティー中や後片付けをしている時の心情や行動など。
「招かれた客」なら、パーティーを満喫したり、騒ぎを聞いたときの心境などをお願いします。

＜裏方として参加する場合＞
舞台の照明管理、大道具・小道具の確認や移動、音響の操作など。
裏方でどういったことを行いたいか、アクションに書いてください。

　舞台

会場は星ヶ丘にある『STARHILL Theater（スターヒル・シアター）』。
近代的な多目的劇場で大衆演劇はもちろん、オペラ、歌舞伎、コンサート、映画を上映することも可能です。
ステージには様々な舞台機構が備え付けられており、工夫次第でありとあらゆる演出を行うことができます。
ステージからせり上がったり、時にワイヤーアクションで宙を舞ったり、
映像と合わせた絢爛豪華な舞台を作り出す等、自由な発想で表現できます。

どのような劇になるか、皆さんのアクションを楽しみにしております。

サンプルアクション（1）