蕎麦屋にうどん屋、ラーメン屋。
古書店、眼鏡屋、雑貨屋さん。
カラオケ屋さんに探偵事務所に牧場に。
この島は、さまざまなお仕事に溢れている。
昨年行われた町をあげての寝子島恒例イベントの小中学生を対象にした
職業体験学習は、今年は10月に行われることになった。
小学校では保護者会で
推薦行事として。
中学校では社会科の
授業の一環とされている。
昨年、職業体験学習に協力してくれたさまざまなお店からは、児童生徒は一所懸命に仕事をこなしていた、という意見が多かった。
参加した児童生徒にアンケートを行ったところ、楽しかった。
大変だったけど仕事をすることの大切さがわかった、という意見が。
そのため、島内のさまざまなお店から今年も職業体験の受け入れをしたい、という申し出があった。
とある10月の土曜日。
寝子島駅前には、小中学生が集まっていた。
ちょっと緊張している子。ワクワクしている子。やる気マンマンな子と様々だ。
青木 慎之介が手にし、ペラペラめくっている薄緑色の冊子には、
職業体験できる企業やお店の簡単な紹介が一覧で載っている。
「こんなにあんのか……どこにしようか悩むじゃん! マイガッ!」
冊子から自分でやってみたいお仕事を選んで、お店や職場にお邪魔させてもらうのだ。
えんじ色した体験学習ワッペンが参加者の証。
これさえあれば仕事中でも快く受け入れてもらうことができる。
「いろんな仕事が体験できるから、うーんとしたいよな!」
男は勢い! と慎之介は勢いよく冊子をめくり、目に留まったお店を体験先に選んだ。
「ここに決めた! そうと決まれば突撃だ! レッツゴー!」
バシッと冊子を止め、目的のお店がある方角を見て「体験だー!」と走っていった。
こんにちは、カターレです。
ファーストシーズンでも行った小中学生対象の職業体験イベント、という名の大人と子供の交流シナリオです。
職業体験してみたい小中学生のみなさんはもちろん、
受け入れ先となる小中学生を迎え入れるお店やコミュニティの大人のみなさんや、
そこでバイトしている『せんぱい』にあたる高校・大学生のみなさんにもご参加いただけたら嬉しいです。
<小中学生のみなさんへ>
職業体験学習イベント参加者ということになります。
小学生は学校の推薦行事、中学生は社会科の授業でもあります。
●職業体験学習イベント
日時:10月の土曜日 午前10時~午後4時
参加対象年齢:小学校1年生~中学校3年生
内容:お仕事体験させてくれるお店にお邪魔します。
えんじ色の『職業体験中』というワッペンをつけていると、
受け入れ先のお店や職場でお仕事させてもらえます。
時間が限られているので、体験したいお仕事は1~2個に絞ってください。
<大人~大学生・高校生バイトのみなさんへ>
お店や職場を受け入れ先として、小中学生の職業体験をサポートします。
●体験学習受け入れ先
内容:小中学生に、簡単なお仕事を体験してもらいます。
お仕事の内容を紹介してみせたり、こうやってやるんだよ、と教えてあげたりします。
この日は、子どもたちが付けているのと同じえんじ色の『職業体験できます』ポスターを
お店の入り口に貼って参加者が来るのを待ちます。
受け入れ先となってくださるお店やコミュニティを募集します。
シナリオ参加が決定しましたら、コメントページに受け入れ先として名乗りを上げていただけると、
小中学生のみなさんがアクションを掛けやすくなると思われますので、ぜひお願いします。
<体験学習受け入れ先>
みなさんのお店やコミュニティの他に、こちらのお店を体験学習先に選ぶこともできます。
大衆食堂『うみねこ』……魚戸ケンゾウ、ハルコ夫妻が切り盛りする寝子島漁港そばの食堂。
海鮮かき揚げが評判。土曜日は寝子高2年鳴鏡院 総悟もバイトしている。
詳しくはこちらのシナリオをご参照ください。
<参加NPC>
青木 慎之介……寝子島中学校3年生。いろいろな職業体験するぞ! と張り切っています。
二宮 風太……寝子島小学校3年生。一生懸命頑張る、と緊張気味。
桃井 かんな……寝子島小学校4年生。マイペースに体験すればいいじゃん、と思っています。
(※どこかの受け入れ先に体験しに行く場合があります)
ご参加お待ちしております。