道ばたでふと見かけたチラシが、
折河 樹を惹き付けた。
「山頂グルメ……だと?」
何のことはない、新店舗のオープンを知らせるチラシだ。
しかしその所在地を確かめてみると、「九夜山山頂展望台付近」とある。
どうやら、寝子島住民にとっての心のふるさと、九夜山の山頂へ最近新しくオープンしたのは、うどん屋であるようだ。
四国は香川県出身の店主が、九夜山の清涼な湧き水を使って打ったうどんは実に絶品!
展望台を訪れる観光客の口コミによって、山道を苦労して登った先で味わえる魅惑の山頂グルメとして、ちょっと話題になっているのだそうだ。
「ほほう。なるほどな」
樹はニヤリと笑った。
「天上にて供される神々の美食とは、我にこそふさわしいではないか。ふはははは……!」
いわゆる厨二病患者。日夜妄想にふける樹の解釈は、何とも独特なのだった。
ともかく、九夜山のてっぺんに店を構えるうどん屋は、苦労してでも食べる価値アリらしい。
ただし、こんな噂もある。
なんでも近頃、九夜山の参道に、「あばれイノシシ」が出没するのだとか……?
果たしてあなたは、絶品山頂グルメにたどりつけるだろうか?
こんにちは、食べ物続きの新米39番地です。
折河 樹さん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをかけてください。
概要
九夜山の頂上に、美味しいうどん屋さんがオープンしたそうです。
讃岐うどんの本場、香川県出身の店主の腕前と、我らが九夜山の誇る清涼かつ豊富な湧き水が合わさり、
そのお味は得も言われぬ美味しさだとか。
山道を登ってでも食べる価値アリ、と口コミで評判なのだそうです。
皆さんは、寝子島のあちこちに張られているチラシを見て、このお店を目指すことになったのかもしれません。
また、今日の寝子島に吹いている、神魂の影響を受けた風によって、
「なんだかうどんが食べたい」気分になってしまい、山頂のうどんを求めることになったかもしれません。
ともかく皆さんは今、うどんが食べたくて食べたくて仕方がないのです。
山登りを頑張りましょう。
なお、九夜山登山の苦労に加えて、この日は山道のどこかに「あばれイノシシ」と呼ばれる、
巨体かつ凶暴なイノシシが出現しているとのこと。
これまた神魂の影響のおかげで、ふっ飛ばされてもケガはしないようですが、
せっかく上った山道を逆戻り、ふりだしへ……ということになりかねません。
何とか障害を切り抜けて、美味しいうどんをいただきましょう!
アクション
登山のシーンをメインに描いたり、イノシシとのバトルを重視したり、
あるいは無事に登り切って美味しいうどんをいただくシーンのみを描いたり、
おまかせだったり。アクションは自由におかけください。
うどん屋さんの主なメニューは以下の通り。
<うどん>
・ぶっかけうどん
・釜揚げうどん
・釜たまうどん
・ざるうどん
・おろし醤油うどん
・カレーうどん
<天ぷら>
・えび天
・いか天
・かしわ天
・ちくわ天
・野菜かきあげ
・しらすかきあげ
その他、一般的にうどん屋さんにありそうなメニューなら、自由に注文してOKです。
NPC
以下のNPCにアクションをかけることができます。
自由に交流してみてください。
○野々 ののこ
チラシを見て、登る気・食べる気まんまん。
山のことは良く知らないので、軽装です。ふらふら危なっかしい。
○久保田 美和
「うどんが食べたくなる風」に吹かれて参戦。
イノシシにふっ飛ばされてはふり出しへ戻る、を繰り返しています。でもめげない。
○白沢 絢子
美味しいものには目がない。山頂グルメを目指して登り始めるも、
中腹あたりでお腹が空いてしまい、ろっこんが発動。幼児になって泣いています。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています!
楽しくお付き合いいただければ幸いです。