「このバカタコが~!」
今日も朝から、
吉田 熊吉の喝が飛ぶ。鬼熊先生、本日も絶好調である。
「く、熊センセー……」
「ん? どうした化神、具合でも悪いのか?」
化神 小次郎は、そんな熊吉先生に想いを寄せている。
が、本人はいまだにその気持ちを認めようとしていなかったりする。
いつもはこんな感じ↓で快活な小次郎だが、
ちぃーす!
今朝の彼女は熊吉先生を前にして、何やら顔を真っ赤にしてもじもじとしていた。
(な、なぜか今、猛烈に……熊センセーに触りてえ……!)
突然、耐えがたい衝動が小次郎を襲う。
熊吉先生に触れたい。あのふくよかなお腹に顔を埋めたい。
手をつなぎたい。恋人繋ぎできゅーっとやりたい。なんならいっそ、先生の太い指をちゅぱちゅぱしたいくらいだ。
あの太い二の腕に抱き着きたい、隙間もないくらいぴったりくっつきたい。すりすりはむはむしたい。
とにかく熊センセーに、触りたい! ボディタッチしたい……!
「おい、顔が真っ赤だぞ? 熱でもあるんじゃないのか? 具合が悪いなら無理するなよ、バカタコが~」
(ど、どーしちまったんだあたし? おかしくなっちまったのか……!?)
もはやお気づきのことと思うが、小次郎がおかしくなったわけではなく、これは神魂の影響であった。
今回も空気を読まない神魂現象により、
『近くにいる人にボディタッチしたくてたまらなくなる』という症状が発症してしまうのだ。
顔は真っ赤、目はぐるぐる。頭の中は真っ白だ。
(どーしたらいいんだ!? いいのか? 触っちまってもいいのか? ぎゅっとしちゃってもいいのか!?
でもそんなことしちゃったら、明日からどんな顔して熊センセーに会ったらいいか、分からないぜ……!!)
果たして小次郎は、この衝動に耐えられるのだろうか?
もちろん神魂の影響は容赦なく、あなたにも降りかかる。
お隣の誰かにボディタッチしたくてたまらなくなっちゃったあなた。さて、どうする?
なんとか耐える? それとも、衝動に身を任せてみる……?
こんにちは。網と言います。どうぞよろしくお願いします。
神魂の影響で、あなたは突然、近くにいる誰かにボディタッチしたくてたまらなくなってしまいます。
衝動は強烈で抗いがたいですが、意思が強い人は耐えられるかもしれません。
ボディタッチされる側も、神魂の影響で、触られてもなんとなーく、
まっいいか? な気分になることもあるようです。
症状は人によって様々です。
<例>
・指に触れたくなる。
・手をつなぎたくなる。
・指ちゅぱしたくなる。
・抱き着きたくなる。
・抱き着いてすりすりしたくなる。
・抱き着いてはむはむしたくなる。
・チュウしたくなる。
などなど。
複数のPCさんで触ったり触られたりする場合は、必ずGAを組んでください。
GAの場合は、影響を受けない人がいてもOKです。
普段とは違う友人に戸惑う一日を楽しみましょう。
特定のマスターさんが扱うキャラクターを除き、NPCにタッチすることもできます。
NPCもなんとなーく、タッチされてもいいかな? な気分になっています。
ただし現象の終了後は、タッチされた記憶が曖昧になってしまうこともあるようです。
大胆なボディタッチほど、その傾向は強くなります。
それでは、ご参加お待ちしています。