5月、新緑に囲まれる寝子島中学校。
新しいクラスにも少しずつ慣れてきた生徒たちの間では、とある噂が飛び交っていました。
「先輩が言ってたけど、大学生が来るんだって」
「まじかー! 男? 女?」
「いつもの教育実習だけじゃなくて、体験コースみたいなのも混ざってるとかなんとか」
「ああ、ゆるい感じのやつね。イケメン? イケウーメン?」
「イケウーメンって何者?」
なんて他愛もない噂話をクールに聞き流して……いるようで流せていないのは、2年3組の
時高 クレオ。
「え、なになに? イケメン……???」
イケメンやイケウーメンが来るかどうかはわかりませんが、とにかく大学生がやってきます。
中学生にとっては、普段は近づけそうで近づけない存在。
でも学校内にいると話は別で、ぐっと距離が縮まるのが楽しいものです。
そして、大学生がやってくるその日。
ひとりの大学生が中学校の正門前に立っていました。
まぎれもないイケメンの大学生、
クルト・エールヴァールは、校舎を鋭く見つめて呟きます。
「これから数日間、お世話になります」
真面目でストイックなクルトは、小さく一礼すると学校の門をくぐりました。
彼の顔をのぞきこむような中学生の好奇の視線には、少し照れ臭いものの微笑んで、
「おはよう」
中学生と大学生が交わる日々が始まりました。
あなたは、どんなふうに過ごしますか?
こんにちは、天村です。
中学生の日常シナリオに、大学生も参加可能のおまけつきです。
時高 クレオさん、クルト・エールヴァールさん、ガイド登場ありがとうございました。
もしご参加いただける場合はガイドに捕らわれずご自由にアクションをおかけください。
★中学生のみなさんへ
日常の学校生活を描くフリーシナリオです。
実習&体験学習の大学生が来ていますが、関わっても関わらなくても、お好みでどうぞ。
絡みたい実習生がいる場合は、GAを組んでください。
または、どんな実習生がいいか希望を書いていただければ、
できるだけアクションにあわせたNPC大学生を登場させていただきます。イケメンでもイケウーメンでも。
時間帯も舞台も、中学の学校生活として自然な範囲であれば自由です。
部活で実習生に指導してもらったり、授業をサボって体育館の裏で遊んでたら遭遇したり、
通学路が実習生と同じでお喋りしたり、なんでもどうぞ。
★大学生のみなさんへ
いわゆる教育実習生として、あるいは授業体験の特別コースとして、寝子島中学校に配属されます。
大学、学部、学年などは問いません。大学生なら誰でもOKです。
教職課程を履修していない大学生は、後者の体験コースでゆるゆるとご参加ください。
気がついたら行くことになっていた、という設定でも大丈夫です。
特にこだわりがなければ、立場や背景をアクションに書く必要はありません。
現実世界の教育実習とは多少異なると思いますが、細かなことは気にせずなんとなくでお楽しみください。
絡みたい中学生がいる場合は、GAを組んでください。
または、どんな中学生がいいか希望を書いていただければ、
できるだけアクションにあわせたNPC中学生を登場させていただきます。
★登場NPC
・青木 慎之介・・3年4組。積極的に大学生と交流をはかります。
・海原 茂・・・・木天蓼大学1年生。最近はナンパなテニスサークルに入ってて真面目さが足りない。
・北風 貴子・・・木天蓼大学1年生。風紀の乱れが気になり、教育指導を勝手に始める。厳しい校長と意気投合。
それでは、お気軽にご参加お待ちしております。