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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
小人さんがゴーゴー
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日曜日、寝子島はすっきりと晴れました。雲ひとつない青い空でした。
その空が突然、何の予兆もなく割れました。ガラス窓に石を投げ付けたように粉々になりました。ぽっかりと空いたところから何かが大量に降ってきます。わー、と全員が声を上げていました。
正体は小人でした。丸っこい身体でカラフルなワンピースを着ています。円らな瞳と白い肌は妖精のようでもありました。
落下する中、被っていたとんがり帽子をパラシュートのように広げました。綿毛のようにふわふわと島に舞い降ります。
「今日も良い天気だねぇ」
洗濯物を干していた中年の女性が空を見上げています。何人かの小人が肩の上に乗りました。とんがり帽子を急いで被り直して尻を左右に動かします。両腕を前に出した状態で交互に振り下ろしました。
小人は肩の上で踊り続けます。女性はとろんとした目になりました。洗濯物の途中で開いた窓に顔を向けました。
「あんた、いつ見ても男前だね。だから……今夜は久しぶりに、お願いね」
艶っぽい笑みを旦那さんに見せるのでした。
旧市街には黒衣の若者がいました。顔の右半分は黒髪に覆われています。左の紫の瞳は妖艶でありながらも強い思いを揺らめかせていました。
星幽塔の住人で名をアケーチ・タッマーキと言います。今は寝子島にいるので通名の明智珠輝を名乗っていました。
道端に立ったアケーチは通りを行き交う人々を見ていました。口元が微かに笑っていました。冷やかな目はとてもクールです。若い女性は視線に気付いて頬を赤らめながらも早足で去って行きました。
――良いですね、その視線。私の深い部分がしっとりと濡れてきます、ふふ……。
内心の顔は蕩けていました。全然、クールではありませんでした。
アケーチの左目が、すっと右に流れます。口元の笑みが深くなりました。
小さな女の子、菊地 まなが歩いてきました。灰がかったヨモギ色の長い髪の毛が顔の右半分を覆っています。覗く左目は真ん丸であずき色でした。ぽよんぽよんという足音が聞こえてきそうな程、柔らかい歩き方が目を引きます。
アケーチの視線にまなは気付いていませんでした。先を見てどこか楽しそうな表情を浮かべています。
そのような二人にも小人は降ってきます。空中でもがくようにして近づいて行きました。
今日の寝子島の天気は晴れ、時々、小人さんが降るでしょう。
その空が突然、何の予兆もなく割れました。ガラス窓に石を投げ付けたように粉々になりました。ぽっかりと空いたところから何かが大量に降ってきます。わー、と全員が声を上げていました。
正体は小人でした。丸っこい身体でカラフルなワンピースを着ています。円らな瞳と白い肌は妖精のようでもありました。
落下する中、被っていたとんがり帽子をパラシュートのように広げました。綿毛のようにふわふわと島に舞い降ります。
「今日も良い天気だねぇ」
洗濯物を干していた中年の女性が空を見上げています。何人かの小人が肩の上に乗りました。とんがり帽子を急いで被り直して尻を左右に動かします。両腕を前に出した状態で交互に振り下ろしました。
小人は肩の上で踊り続けます。女性はとろんとした目になりました。洗濯物の途中で開いた窓に顔を向けました。
「あんた、いつ見ても男前だね。だから……今夜は久しぶりに、お願いね」
艶っぽい笑みを旦那さんに見せるのでした。
旧市街には黒衣の若者がいました。顔の右半分は黒髪に覆われています。左の紫の瞳は妖艶でありながらも強い思いを揺らめかせていました。
星幽塔の住人で名をアケーチ・タッマーキと言います。今は寝子島にいるので通名の明智珠輝を名乗っていました。
道端に立ったアケーチは通りを行き交う人々を見ていました。口元が微かに笑っていました。冷やかな目はとてもクールです。若い女性は視線に気付いて頬を赤らめながらも早足で去って行きました。
――良いですね、その視線。私の深い部分がしっとりと濡れてきます、ふふ……。
内心の顔は蕩けていました。全然、クールではありませんでした。
アケーチの左目が、すっと右に流れます。口元の笑みが深くなりました。
小さな女の子、菊地 まなが歩いてきました。灰がかったヨモギ色の長い髪の毛が顔の右半分を覆っています。覗く左目は真ん丸であずき色でした。ぽよんぽよんという足音が聞こえてきそうな程、柔らかい歩き方が目を引きます。
アケーチの視線にまなは気付いていませんでした。先を見てどこか楽しそうな表情を浮かべています。
そのような二人にも小人は降ってきます。空中でもがくようにして近づいて行きました。
今日の寝子島の天気は晴れ、時々、小人さんが降るでしょう。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年10月06日
- 参加申し込みの期限
-
- 2017年10月13日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2017年10月13日 11時00分
アケーチ・タッマーキさん、菊地 まなさん、ガイドにご登場いただき、ありがとうございました。
当シナリオに参加された場合はガイドに縛られず、自由にアクションを綴って下さい。
今回のシナリオは偶発的に割れた空から大量の小人さんが降ってきます。
生き物を求めて着地、その後はとにかく踊ります。ゴーゴーダンスだからシナリオ名にゴーゴーがある訳でｺﾞﾎｺﾞﾎ！
では、詳細をご覧ください！
～(^▽^)～今回の舞台～(^▽^)～
・日曜日の寝子島。
～(^▽^)～小人の目的～(^▽^)～
・小人は生き物を目指して落ちてくる。
・生き物の上で小人が躍ることによって生体エネルギーを得る（その際、ＰＣの感情に変化を起こす）。
・生体エネルギーは次元修復の力に変換されて空に送り込まれる。
・修復に要する時間は約一日。空が戻ると小人も元の世界に帰っていく。
～(^▽^)～今回の判定～(^▽^)～
・小人がＰＣの上に乗って踊ると「感情、度合い」に影響が出る。
・コメントページの最初の書き込みで出たダイス目で判断する。
※ダイスを振り忘れた場合はマスターが実際に試し、出た目を指針にしてリアクションを書くことになる。
左のダイス目（感情）
１：素のＰＣ（全く影響を受けない）。
２：短気になる（怒りや苛々が募る）。
３：エッチになる（もう、そのまま）。
４：陰気になる（悪い方向に考える）。
５：人恋しくなる（話相手を求める）。
６：陽気になる（何をしても楽しい）。
※１が出た場合、右のダイス目の判定を無視できる。
右のダイス目（度合い）
１：小人が一人（やや影響を受ける）。
２：小人が二人（少しは影響が出る）。
３：小人が三人（感情が表面に出る）。
４：小人が四人（隠すのに苦労する）。
５：小人が五人（相手に心配される）。
６：小人が六人（色々とカーニバル）。
※度合いはＰＣの精神力に依存するので個人差がある。
～(^▽^)～小人の詳細～(^▽^)～
・小人の身長は十センチ程度。とんがり帽子にカラフルなワンピースを着ている（見た目の姿は妖精）。
・小人を肉眼で見ることは出来ない。重さも感じなければ声も聞こえない（ＰＣの能力やアクション次第では！？）。
細々とした説明は以上になります。
あ、それとシナリオガイドは雰囲気重視で「ですます調」ですが、
リアクションはいつもの「だである調」になります。
今回はダイスの目の気紛れでとんでもない展開が予想されます！
ＰＣさんの違った一面も見れますので、それはそれでいいですよね（保身の笑顔）。
皆さんの幸運を祈っております（ダイス目が偏りませんように）。