シナリオ「せんせいといっしょ：ウォルター先生編」

せんせいといっしょ：ウォルター先生編

　爽やかな春風の吹くランチタイム。
　新入生を迎えて華やぐ学食、中庭に張り出したテラスにベリーショートの金髪で涼やかな青い目をした、英国俳優かと見まごうばかりの男性が、足を組んで座っている。
　英語教諭のウォルター・ブラックウッド先生である。
　昼食は早々に食べたのか、テーブルの上にはブラックの珈琲が一杯。
　視線は手元の小説に落されている。英語の原書のようだ。

　春風がウォルター先生の金の髪をなでてゆく。
　ウォルター先生はふと顔を上げる。

「ん？　僕に何か用かい？」

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

日下部あやめ

マスターコメント

　いつもお世話になっております。日下部です。

　このシナリオは、『せんせいといっしょ』シリーズのウォルター先生編です。
　魔弾の使い手ウォルター先生とお話出来る場を設けてみました。
　隙なくそつなく生きていそうなウォルター先生ですが、その実態は……？

　▼場所
　　学食。ランチタイム。
　　天気がよいので、ウォルター先生は、外のテラスでひとり優雅に珈琲を飲んでいます。
　　授業中は白い魔弾（チョーク）を飛ばすことで有名ですが、
　　授業とは少し違った話も出来るかもしれません。

　▼内容
　　何をするのも、一般常識の範囲ならば問題ありません。
　　いっしょにランチしてみたり、お喋りしてみたり、人生相談したり。
　　『白い魔弾の餌食になった者の会』を結成して抗議もよし。
　　頼めば、白い魔弾（チョーク）についての集中講義をしてくれるかも？

　※ウォルター先生は主に３年生の英語を担当していますが、
　　寝子高の授業は単位制の部分もあり、
　　１～２年生も全学年共通の英語関連の授業を受けることがあります。
　　新年度早々に授業を受けた（魔弾を喰らった？）という前提での交流も可能です。

　どんなランチタイムになるかはあなた次第。
　３年５組のみなさんも、そうでないみなさんも、
　これを機にウォルター先生とのひと時を過ごしてみませんか？

　どうぞ、よろしくお願いいたします。

サンプルアクション（1）

サンプルアクション（2）