吹く風も幾らか春めき、青空には白い雲がぷかぷか浮かぶ。
そんな心地良い陽気に足取りを軽くしていた
本居 陽毬は、
「……あれ? 今、誰か私の名前呼んだ?」
と、ふと立ち止まって、きょろきょろと辺りを見回した。
そして、陽毬の目はしっかりばっちりと
その姿を捉えたのである。
「め、めちゃくちゃ素敵な人……!」
そこに立っていたのは、陽毬の妄想を具現化したようなまさに《理想の人》。
陽毬へと手を差し伸べて微笑むその人は、耳心地の良い声でこんなことを言った。
――自分こそは、陽毬の運命の恋人だ、と!
お世話になっております、巴めろと申します。
このページを開いてくださってありがとうございます!
本居 陽毬さん、ガイドへの登場誠にありがとうございました!
なお、もしこのシナリオにご参加いただける場合ですが、
ガイドは一例ですのでご自由にアクションをかけてくださいませ。
このシナリオの概要
学校がお休みの、とある晴れた日のこと。
神魂の影響で、突然PC様の恋人を名乗る相手が目の前に現れました。
『恋人』は、PC様のことが大好きで堪らない様子。
しかも、『恋人』は声も見た目も性格もPC様の好みにぴったりです。
神魂の力が薄れることによって『恋人』は日暮れと共に消えてしまいますし、
PC様は、そのことを何となく感じ取ることができます。
また、『恋人』も自分に残された時間を把握しているようです。
理想の『恋人』と束の間のらぶらぶな時間を過ごすのもよし、
いや、自分には好いた相手が! と『恋人』から逃げ回るもよし。
『恋人』との時間を、どうぞお好きなように過ごしてくださいませ。
出会いのシチュエーションやデート先等のご希望があれば、アクションへどうぞ。
理想の『恋人』について
性別、声、見た目、性格、口調等々……。
『恋人』は、PC様の理想を反映した姿でPC様の目の前に現れます。
指定がない部分はアドリブで補完させていただくことになりますので、
ここは絶対に外せない! という部分は必ずアクションにてご指定くださいませ。
PC様の夢、どうぞ詰め込んじゃってください。
但し、『恋人』はPC様の抽象的な理想を具現化した存在です。
実在の人物(PC、登録NPC、非登録NPC)に瓜二つの『恋人』は、
今回のシナリオでは生まれ得ませんのでご注意くださいませ。
明るくて優しいところが好きなあの子に似てる! 等はOKです。
それでは、理想の『恋人』と過ごすひと時をどうぞお楽しみくださいませ。
ご縁がありましたらよろしくお願いいたします!