寝子島神社の宮司の孫娘である
神楽 舞は、朝から大忙し。
今日はお三夜さまを含めたたくさんのお猫様をきれいにする儀式、というかミニイベントが行われるのだ。
「いよいよお三夜まつりが始まったわ。ハタキはこれで足りるかな?」
鳥居のそばに立つ狛犬ならぬ狛猫はもちろん、実は境内のあちこちにひっそり佇むさまざまな“隠れお猫様”の像を、きれいにしていくのだ。
さらに、猫の格好をした参拝客や自分たちにも、専用の“猫のしっぽハタキ”でパタパタと埃をはらう仕草を行うのが儀式のひとつであり、パタパタする方もされる方もご利益があるという、ほっこりする儀式である。
「あら、さっそく猫の格好の方かな……?」
「え?」
さっそく、三毛猫フードをかぶった
三希 環がパタパタされている。
「これでご利益アップかな。ゆるいけど、かわいい儀式だよね~」
満更でもない様子だが、最もご利益アップが期待できると言われているのが、“本物のお猫様パタパタ”である。
境内にたくさん住み着いている野良猫たちこそ、正真正銘の“本物のお猫様”ということで、ハタキでパタパタできると1年間超絶マジやっばいくらいにご利益がありまくりでハッピー♪ と言われている。
となると、当然“本物のお猫様パタパタ”を狙って島中の人がやってくるわけだけど、何故かこの日に限って野良猫たちが愛想が悪くなるというのが恒例だ。
近づくとすぐに逃げてしまって、ちょっとやそっとではパタパタできない。
「でも、みんながんばってね」
“猫のしっぽハタキ”や紙製の猫耳を配りながら、舞はにっこり微笑んでいく。
さて、あなたはどんなお猫様の儀式に臨むのかにゃ?
お三夜まつりシナリオです。
寝子高生で巫女の神楽 舞に絵がつきました。
よかったら仲良くしてあげてください。
お猫様を掃除して(一部は掃除の仕草だけして)、
これからますます盛り上がるお祭りに備えたり、ご利益アップしたり、
猫を追いかけてのほっこりした時間を過ごしたり、しましょう。
●狛猫、隠れお猫様の像を掃除する
こちらはガチで掃除してもらいます。
掃除道具は手持ちでもいいし、神社のものを使ってもいいです。
隠れお猫様は、境内のいろいろなところにあります。
手入れの行き届いてない草むらの中に埋もれてたり、
手水場(ちょうずば)の一部がお猫様を模していたり。
その他ご自由にありそうなところをアクションに書いていただけると、
無理のない範囲で「あった!」ということになって、ゴシゴシすることができます。
●猫の格好をした参拝客や自分たちをパタパタする
一部でも猫の要素が入った服装をしていたら、パタパタの対象です。
GAを組んでなくても絡むことがありますが、確実にパタパタしあうにはGAをお願いします。
自分が猫の要素の入った服装をしてるかどうかも、アクションに記入してください。
ちなみに、神社前の出店や土産物屋で猫耳とかいろいろ売ってます。
紙でできたチープな猫耳は、舞ちゃんが配ってます。
●“本物のお猫様パタパタ”を狙う
普段は大人しくて愛想のいい神社の猫たちですが、何故か今日ばかりは人を警戒して離れていきます。
でも、何かちょっとした工夫をするとだいたいうまくいくみたいなので、いろいろやってみてください。
ではでは、お三夜まつり、盛り上がっていきましょう~♪