らっかみのパラレルワールドとして個人の妄想を書き綴るコミュニティです。
・大雑把な設定
根古島には昔から何もない空間や場所に不思議な穴が開く現象が起きていた。
その穴に人や動物が迷い込む事で神隠しが発生していた。
穴が開きっぱなしだったり閉じてもまた開いて帰ってくる者もいれば、穴が閉じて帰ってこない者もいた。
帰って来た者達曰く穴の向こうにはお伽噺でしか聞いたことのないような世界が広がっていて、そこに住まうものたちに助けられたり襲われたりした、と。
話の内容は多岐に渡り、穴ごとに違う世界に繋がっているようだ。
島の住民はそれらの世界を総じて『畏界』と呼び、そこに繋がる穴を『畏孔』と呼んだ。
穴から出てくるもの達が島に住みつきそのもの達は『妖(あやかし)』と呼ばれた。
現在もこの現象は続いており、専用の研究機関が設立され日々畏孔の研究と発生した際の対処を行なっている。
畏界から帰って来たものや偶然畏孔の傍に居たものの中には身体に奇妙な痣が現れる事がある、それは畏界が根ざした証、『畏根』と呼ばれている。
この痣が浮かび上がった者は痣を通じて畏界の力を使えるようになり、その力を『六根』と呼んだ。