旧市街の参道商店街の辺りにある和風の屋敷(J2~3の辺り)
どうやら古くからこの島に存在する建物らしく、築ウン10年はあるのだとか
それなりの広さの庭には、立派な土蔵造りの倉もある…入り口に大量の札のおまけつきだが
屋敷の方はというとこれまた物々しい門に入った途端に壁があるという謎仕様、勢いよく飛び込めばうっかりぶつかってしまうかもしれない。
その壁を迂回して、玄関の横にある和風の屋敷に似つかわしくないインターホンを押せば、家主が姿も見せず
「用があるなら勝手に開けて入っていいよー」
といい、決して家主から門を開けようとはしないが反応を示してくれるはずだ
この屋敷は、古くから旧市街を中心に仕事をしていたある拝み屋の家だったらしい、今は孫である少女が暮らしているが、拝み屋としての仕事はやっていないそうだ
怪しげな風体の男が出入りしていたとか、時々ヤクザの男が様子見に来ているとか夜中に倉から妙な音がするなど不審な噂こそあるものの、家主自身は少し変わった性格をしているが悪い人間でないことが分かる、はず
一人で住むには広すぎる屋敷、彼女は常に来るもの拒まずで、家にいる時は来客を心待ちにしている