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●ジャズピアノの世界
屋台からただよう美味しそうな香り。
祭りを巡る人々が、それぞれ腹ごしらえを終えた頃。
野外特設ステージから、ピアノの音が響きはじめた。
曲調はジャズ。弾いているのは、シックなコンサート衣装に身を包んだ
市橋 誉
だ。
誉の夢はジャズピアニストだ。
自分ひとりのステージ。その決断にはすこしばかり勇気が必要だった。
けれど、一人でステージに立つのに怖気づいているようじゃピアニストになんかなれない、そう心を奮い立たせてステージに立ったのだ。ピアノの前に座ってしまえば、そこにはよく慣れ親しんだジャズの世界が広がっていて、なにも恐いものなんてなかった。
「まずは、きっと皆さんもよく知っているポップスをジャズアレンジした曲をお送りします」
誉はMCもそこそこに、ピアノで観客に語りかけた。
誉の指が軽快に鍵盤の上で踊る。その音色に、人びとは足を止めた。その弾んだリズムに、観客はついリズムに合わせてつま先を鳴らしたり、指先を動かしたりしてしまう。
曲が終わると大きな拍手が起こって、誉はほっとした。
「次の曲は、ベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章……きっと一度は聴いたことがあるのではないでしょうか」
誉はまずしっとりと、その名曲の冒頭を弾いた。
「このクラシックの名曲を大胆にジャズアレンジします。俺自身、この曲は下手なロックより格好良いと思っているので、ぜひ聴いてください」
誉の指が鍵盤に落ちれば。
先ほどオーソドックスに弾いた曲とはまったく違う曲であるかのように、けれどその曲のもつ豊かさはそのままに、新しい世界が拓けてゆく。
誉は弾いた。魂を込めて。
ピアノは本当に楽しい。
そう感じる。
少しでも、ジャズピアノの楽しさが伝わるといい。
――それが誉の願いだった。
●魔王様と皇帝陛下
「うう~ん、これは素敵な曲ですねー。いまの気分にぴったりです」
トリエンナーレに出場するべく自作の魔法少女の衣装に着替えた
葛城 璃人
は、遠くから聞こえてくるジャズピアノの音に耳を傾け、むふふ、と笑みを浮かべた。
「ちょいと。あっしの話聞いてます?」
いつになく真面目な表情で璃人に相談しているのは地下帝国の皇帝陛下・
骨削 瓢
。
「もちろんっ。トリエンに出ることになったから、なんとかしたいんですよね?」
「そうさぁ。あっしはファッションには疎くってね……強制参加とはいえ、やるなら一番目指したいじゃないか。優勝を目指すならあっしの『こぉで』じゃ心配でねぇ」
「そこでこのりぃにアドバイスを、ってことですねー。いいですよー! このコスプレ部副部長のりぃにどーんと任せなさいっ」
「おおー、さっすがりぃ嬢。で、どんな風にしたらいいかね?」
「やっぱり優勝を狙うにはインパクトが必要だと思うのですよ!」
「そうさねェ」
「……というわけで」
璃人の笑顔に黒いものが混じった。
彼が手にしているのは――レースでふりっふりにアレンジした、女子の制服!
「な、ちょ、あっしは男だが?」
「そんなことはわかってますよーっ♪」
「じゃあなんで女子の制服持ってるんで?」
「なんで? 可愛いからに決まってるですよー。さあ、大人しくこれを着て優勝を目指すか、そもそも出場できないくらいに痛い目に合うか……選んでくださいね~? うふふふ……♪」
璃人はいつのまにかろっこんで召喚したマジカルステッキ(パワー増強済)をちらつかせる。
「や、りぃ嬢……?」
「うふふふ……♪ 心配いらないですよ、上手にやりますから……そぉれっ!」
「あ~れ~ぇぇぇぇぇぇぇ」
●魔王様と痴ンデレラ姫
しばらくののち。――瓢を思うままコーデし終えた璃人は、事後の満足感にぺろりと舌なめずりをしながらひとり会場へと向かっていた。瓢はまだショックが抜けないようで、鏡の前で肩を震わせているので置いて来たのだ。
一方、月詠の出店でドレスに着替えた
桃原 空音
は慣れないヒールに悪戦苦闘しながら走っていた。
「つい逃げ出してきちゃったのはいいけど……! ヒールのある靴なんて普段履かないから走りづらいよ! どっかに隠れなきゃ……って、り、りぃちゃん!」
「誰かと思ったら、空音さんですか? わーっ、そのドレス可愛いですーっ! 空音さんも出場ですか?」
「ううん、カードは貰ってないけど……いろいろあったんだよ!」
「似合いますよっ。そうだ、折角ですから一緒に会場まで行きましょ!」
「えっと、ショーを見に行くのはいいけどせめて着替えた……」
「折角可愛いのにそんなのだめですよー」
「や、拒否拒否~!」
すると璃人はにっこり。
「拒否権? あるわけないじゃないですか! それに、りぃと並んでいたほうが一人でいるよりは悪目立ちしないと思いますよっ? りぃもこんな恰好ですから。ね?」
「あばばばばば……」
るんるん鼻歌を歌いながら、魔王様は空音をずーるずると引きずってゆく。
未だ魔法の解けない痴ンデレラ姫の苦難は続く!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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