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寝子島高校
道行くバニーは突然に
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●朝から出ました、バニー化被害
「うわあっ、なんだ!?」
「な、なにっ?」
五月某日、平日の朝。
登校途中、向かう先から響いた声に、
岡瀬 結華
は立ち止まった。
きゃあきゃあと聞こえる悲鳴……だったならば、この寝子島で、またなにか大変なことが起こっているかと思った。
でも、笑い声も混じっているのが謎である。
ただ……。
「楽しいことならば、放ってはおけないわよね」
結華はその場を駆けだした。
※
朝鳥 さゆる
は、ローファーの足を止めた。
空は青く、街路樹は青々とした葉を茂らせる。
その下を、自分と同じ寝子高の女子生徒が、駆け抜けていった。
遅刻する時刻でもないのに、元気なことだ。
(高校生っていうのは、ああいう子を言うのよね……)
それにたいして、自分はどうだろう。寮ではなく、特定でもない異性の家から学校に行こうとしている、自分。
この制服を着ていなければ、未成年にすら見られない。
(まあ、あたしの生活が、普通の高校生とはかけ離れているのは承知しているわ)
賑やかに歩いていく学生たちを見ていたら、次第に、学校に行くのがいやになった。
さゆるはかつん、とかかとを鳴らして歩き始めると、近くにあったコンビニに向かった。スマホで、今晩の相手を探そうと思ったのだ。
だが画面に視線を落としたところで、その先にちらと見えていたローファーが、形を変える。
「……制服に黒いハイヒールなんて、はかないわよ、あたし……」
※
楽しいことを求めて走っていた結華は、路駐の車に、何気なく目を向けた。
――と、そこには、黒いハイレグ水着のような衣装を着た女性が写っているではないか。
さらりと長い黒髪に、なだらかで華奢な肩。
細い身体にたいして胸はそこそこ大きくて、しかも形も悪くない。肌艶はよく、しっかりつんと上向いている。
(きゅっと引き締まったウエストも、はりのあるヒップもなかなか……)
と、ガラスの中の顔を見て、「あ」と小さく声を上げた。
「……いつの間に私、コスプレしているのだろう……」
こてりと首を傾げると、ふわり、頭上のうさぎ耳が揺れる。バニーガールだ。
「大人っぽいし、なんだかバラエティ番組のアシスタントさんみたい。きっとみんなが騒いでいるのは『これ』ね」
※
スマホから顔を上げ、さゆるは、コンビニのガラスに写る自身を見た。
――そこには。
白い肌を覆う黒いカップ。
きゅっと引き締まったウエストに、なだらかなカーブを描いた腰。
網タイツに包まれた太もも。
そして頭には、真っ白なバニーの耳。
黒エナメルのハイレグバニースーツを着た、さゆるが写っていた。
※
「この、黒髪に揺れる耳もかわいいいけど、この襟とバストの間の肌……すごく綺麗ね。やっぱり十代って違うわよね! 太もももふっくら柔らかだし、ヒップもしっかり上がってるし、ああ、尻尾がもふもふだわ!」
水谷 真優理
が、
青山 絢
を、きゃっきゃと観察している。
一方で、絢は呆然と立ち尽くしていた。
(さっきまで制服を着ていたのに、なぜ今は、バニースーツを着ているの?)
顔がいっきに熱くなる。両手で包んで俯けば、真優理が覗きこんできた。
「どうしちゃったの? よく似合っているわよ」
「……なんで平気なの? 真優理さんもバニーになっているのに」
「え、私バニーになったの? 絢ちゃんに夢中で気付かなかったわ」
「そんなことがあるの……」
真優理が身に纏っているのは、艶やかな質感の赤のハイレグバニースーツだ。
長い脚は、網タイツに包まれ、もちろん足元はハイヒール。
お尻に揺れる尻尾は、かなり大きくもこもこしている。
(真優理さん、私なんかより、プロポーションすごくいいのに……)
大人の魅力、と言えばいいのか。
それなのに真優理は、長いうさぎ耳を揺らしながら、熱心に絢を褒めまくっているのだ。
※
「なななななななな……なんで、私までバニーなのぉ!」
第一声は日本語を、その後は言語化・文字化不可能な言葉叫び、
水上 桜
は、その場にしゃがみ込んだ。
自分を抱きしめるように、肩に腕を回す。曲げた膝に押し付けた胸の奥では、心臓がばっくばくと鳴っていた。
まったくこの寝子島は、心臓に悪いことばかり。しかもほとんどが、いきなり起こるからたちが悪い。
(今日だって、こんなおかしなことがありそうな感じじゃなかったのに……)
今朝、定刻に起きた桜は、いつものように朝食を食べ、準備をして、桜花寮を出た。
あとは普段と同じ道を通って、寝子高に向かっていただけ。
それなのに、途中で頭に妙な感じがして。
何かが風で飛んできた? と思って手をやったら、耳の感触で。
周りがぽんぽん! とバニーになって。
自分を見たら、自分もバニーになっていた。
※
「……これはどういうことだ?」
響 蒼留人
は、急に涼しくなった肩を見、目を見開いた。
そこにあるのは剣道で鍛えた逞しい肩……なのはいい。いい、が。
「……なんで生肌なんだよ……? 服は、俺の制服はどうしたんだっ!?」
こうなると、頭の上で、ふうわり揺れるものが何かは、触らなくてもわかった。
なにせ蒼留人は今、高校の女子でもこんなのは着ないだろうというくらい、すごい切れ込みのハイレグに、男のごつい足丸出しの網タイツ、恐ろしいほど細い踵のハイヒールを履いているのだ。これで頭についたのが、犬耳や象耳だったらびっくりだろう。
「まったく、俺は男だぞっ」
言ったところで、バニーはバニー。着替えたくても着ていた制服はなし。そしてこんな格好、大っぴらに見せたくない。
とりあえず、物陰に隠れようとしたところで、視線の先に、友人の
高杉 かよう
と
マーガレット・ライカー
を見つけた。
正直、この恰好で近寄りたくはない。ないが、あっちもバニー。それに、三人寄れば文殊の知恵、という賢い先人が生んだことわざもある。
「仕方ない……目のやり場に困るが、一人よりましだ。……集まるか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月23日
参加申し込みの期限
2018年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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