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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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●まだまだ賑わうゼ受付周り
「へえ、桜花寮ではお宝さがししてんだな」
先日に他2寮へも赴いていた
卯木 衛
は、寮生からの説明とマップ、猫耳を受け取りながら思案顔。
―― これは……お宝さがしと称して春彦くん達の部屋を家探しするチャンスでは?
途端ワクワク感がこみ上げてくる。
面白そうだし行ってみっか!
善は急げと、寄り道することなく真っ直ぐに目当ての友人の部屋へと向かって行った。
そんな衛と数分のタッチの差で後から受付に姿を見せたのは、
鴻上 彰尋
である。
―― 大学生になったら一人暮らしか寮を考えているし、どんな感じか参考になるかな。
こちらも他の2寮は訪れていたわけだが。
「猫鳴館は独特で楽しそうだけど、早々ああいう所って無さそうだし……
星ヶ丘は…………うん、あそこを『寮』のカテゴリーに入れたらいけないと思うんだ……」
フツウって良いよね、なんてどこか遠い所を見つめた後、改めて桜花寮内を見渡してみる。
―― ここに、住んでるんだよね。今日会えるかな。
本日訪れた理由の中に、仄かに恋心に動かされた部分も混ざっていたり。
なので誰かを誘うのはつい躊躇われて、そっと一人でやってきたわけだが。
寮内を巡れるお宝探しイベントの受付へ行ってみると、流されるようにいつの間にか猫耳と尻尾を受け取っていた。
―― は、恥ずかしい……。
しかし周囲を見れば、猫耳いっぱい。それ以外にもかなり奇抜な格好(全身着ぐるみや甲冑姿など)が視界に捉えられれば、皆がそうなら自分が目立つことは無いか……と照れを抑えて装着する。
その後は、食堂前でお出迎えに顔を出していた寮母さんにちゃんとご挨拶。
「今日はお世話になります。準備とかお疲れ様です」
「まぁまぁ、ありがとうねえ。ここで鰹節料理を振る舞ってるから、いつでも食べにいらっしゃいね」
にこにこと言葉を交わし合えば、もう出来上がっている料理たちの良い香りが彰尋の鼻先にもやってきたり。
後でゆっくりお邪魔しますと会釈して、さてまずは行きやすい男子寮かなと足を向けるのだった。
◇ ◇ ◇
待ち合わせ場所である女子寮食堂の受付前にて、
七音 侑
は猫耳と尻尾をすでに装着して準備万端。
「じゃ、瑠奈。ごめんね今日お手伝いできなくて」
「いいのいいのー。侑ちゃんこそ、皆を案内がてら楽しんできてネ。
まぁ、気付いたら背後ににょこっと私が見えるかもしれないけど、気にしないでー♪」
「ウチたちも驚かす対象!?」
今や家族同然のルームメイトである
夢宮 瑠奈
からの返答に、侑は笑い声を漏らす。
手を振って去って行く瑠奈を見送ったところで、後ろから声をかけられた。
「おーっ、七音も早かったなー」
「檸檬君やっほー♪ お互い寮生だしにー」
ここに住んでるのにセンパイより遅れちゃまずいっ、と駆けてきた
六月一日宮 檸檬
へと侑は手を上げて。
「んじゃハイ、猫耳~」
「……やっぱ付けないとダメか」
「桜花寮生なウチたちがせめて率先して付けて、楽しませてあげないと」
「そ、そうだよな……!」
照れるのを誤魔化して、檸檬もグレーの猫耳を頭へのせた。
似合う似合うっ、と黒猫な侑に励まされているちょうどそこへ現れた
工藤 耀
。
「……おい、なんだこの猫耳と尻尾は」
「あ! あか、……ああかr……、工藤君っ いらっしゃいにー!」
呼びたいけどまだまだすぐに呼べないっ。
そんなもどかしい表情で、言い直して見つめてくる侑に『だから侑のペースでいいんだって』と安心させるよう、その頭を一度ぽんと撫でてから。
耀は新鮮そうに周囲を見渡した。
「よっす工藤ー。この場所すぐに分かったか?」
「おー。寮前までは何度か来た事あったからな。……で、その猫耳は?」
「そっか。澄佳センパイ、迷わねえといいんだけど……」
「聞けよっ疑問形の方も聞けよ!」
「あ。これねー、お宝探し参加する人に貸し出してるんだにー。猫な気分も楽しめるかなって」
「これ付けないといけねーの!?」
「俺らも付けてんじゃーん」
「そりゃ……侑は似合ってっけど………俺は嫌だぞ!」
「男なら腹括れって」
「絶対嫌だ」
そっぽを向いた耀。しょうがねぇ奴だなとため息つく檸檬。
しかして最終兵器、『彼女の小首傾げた上目遣い』が発動した(=侑、無自覚)。
「工藤君……ダメに?」
「ぐ……っ……、……今日、だけ、だから、な……!」
「ありがとー!」
あっさり陥落した耀見れば、ニヤリと笑う檸檬。だが分かる。同じ男としてその胸中はよく分かる。
侑と同じ黒猫耳を結局耀も付けては、『かわいーじゃーん』『うるせー!』などと3匹の猫が談笑する。
そんな輪の外からふるふる呟く声がした。
「め……めんこい……! 三人とも、元気いっぱいでめんこいわあ」
「あ、澄佳センパイ! 良かった、いらっしゃい!」
いつから見ていたのか、
澪乃 澄佳
が口元抑え悶えているのを、檸檬が視界に捉えては駆け出して。
はいセンパイの分、と檸檬が澄佳の頭にもそっとグレー猫耳をのせてやる。
はにかんだ笑顔で、自分のその猫耳を触ってみながら。
「なんだか照れちゃうよねえ、こういうの」
「よく似合ってるっす」
「えへへー、ありがとー。檸檬君も似合ってるよ。今日はお邪魔します」
きっぱりと即答した檸檬に、テレテレしつつもそっとその手を握ってよろしくの握手。
突然与えられた手の温もりに鼓動飛び跳ねるも、喜びの方が勝ってはどぎまぎ檸檬も握り返す。
あっという間に二人の世界を作った空間を、しっかりと見つめる視線が二人分。
―― 檸檬君と澄佳先輩仲良しでいいなー……ウチももうちょっとあぁやってみたいにー
―― ん、もしかして檸檬の、「先輩」? ふうん、あの人が彼女か。
恥ずかしいけれど特別な雰囲気には憧れる、そんな乙女心が浮上する侑。
日頃いじられてる仕返しをするなら今日か? とか真面目に思案する耀。
暫くしてから、ようやく二人の視線に気付いた澄佳が『ふへぅ!?』と慌ててご挨拶したのをきっかけに、2組のカップルは仲良く並んで宝探しへと繰り出すのだった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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