7月中旬。寝子島は例年にない猛暑に見舞われていた。
暑い。ものすんごく暑い。油断したら倒れてしまいそうな暑さだ。
「暑い……けど!」
と、
春姫 いちごは言った。
暑いのは辛いけど、夏だ。夏なのだ。
「夏と言ったら、海にプール。アイスクリームにかき氷。お祭りも……楽しいことがいっぱいなのですっ」
夏には夏ならではのイベントがこれでもかと満載なのだ。
寝子島の夏は始まったばかり。これからわくわくするようなことがたくさんあるだろう。
そしてそれらはきっと、暑ければ暑いほどに盛り上がるのだ。
だって今は、夏なのだから!
「こうしちゃいられませんっ」
今日もすこぶる熱いが、空は青空。絶好のお出かけ日和だ。
いちごは身支度を整えて、外へと飛び出していく。
一瞬強い陽光に目を細めた後、いっぱいの希望を胸にまぶたを開いたいちごの目に飛び込んできたのは、
「…………砂漠ですーーーっ!?」
すっかり干上がり、砂漠化した寝子島の姿であった。
暑いにも程がある!
こんにちは、よろしくお願いします!
春姫 いちごさん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをかけてください。
概要
暑さのあまり(本当は神魂の影響で)、寝子島が砂漠化してしまいました!
砂漠化した寝子島には、様々な変化が起きています。
建物のほとんどは砂に沈み、水はすっかり干上がって、水道は使えません。
冷蔵庫の飲み物も、なぜだか砂に変わってしまいました。
島の住人たちは水を求めて街中を徘徊したり、ぐったりしています。
サソリに襲われたり刺されてしまう人も現れていますが、毒はないようです。
どこからともなく、ラクダも現れました。砂漠を横断するのに利用できます。
時おり、サボテンが生えているのを見つけることもあります。
このサボテンは中に少量の水を蓄えていて、一時的に渇きを癒すことができるでしょう。
島にはいくつか、オアシスが存在するようです。
たどりつくことができれば、水が飲めたり、水浴びしたり、泳いで楽しむこともできます。
汗だらだらの喉カラカラになった後に飲む水は、最高に美味しいはず!
ただし、蜃気楼には注意。
なお、一日程度経つと現象は収まります。
アクション
砂漠化した寝子島に点在するオアシスは、以下のポイントにあります。
たどりつくまでの苦労を描写するのも、最初からオアシスでのんびり砂漠ライフを満喫するのもOKです。
・旧市街の耳福池
・シーサイドタウンのねずの湯近辺
・星ヶ丘寮
砂漠には、あんまりにも暑くてグロッキーになって動けない人々や、
サソリに囲まれて震えあがってる人もいます。
そうした人々へ水を届けたり、手助けしてあげるのもいいかもしれません。
また、今回は以下のNPCと絡むことができます。
・七夜 あおい:旧市街のどこかで行き倒れています。み、みず……。
・浅井 幸太:シーサイドタウンのオアシスを中心に、水を届けるキャラバンとして活動中。
・島岡 雪乃:星ヶ丘地区近辺にいます。暑くて頭がぼんやり。下着姿でふらふらしています。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています!