朝日が部屋に差し込む。
目覚まし代わりのアラームに混じって小鳥のさえずりが聞こえる。
今日はどんな一日になるんだろうか。
そんなことを思いながら、ベッドの上で体を起こす。
今日は友人と遊ぶ約束をしている。
(……?)
なにかがいつもと違う。
漠然とそう思いながら足を横にずらして立とうとする。
そのとき、自分の足が目に入った。
「すごい……筋肉だ……」
理解が追いつかず、思わず率直な感想がこぼれてしまった。
足の筋肉がものすごく発達している。
いったいなにが起こっているのか。
戸惑いながら鏡で自分の姿を確認する。
「ものすごい……筋肉だ……」
もはやそれ以外の感想が出てこなかった。
上半身も下半身も、筋肉の主張が激しい。
これも神魂の影響だろうか。
それにしても急激に育ちすぎではないだろうか。
いうなれば筋肉の成長期。しっかり育った筋肉たち。
「……そんなこと言ってる場合じゃない」
今日はどんな一日になるんだろうか……。
星織遥と申します。
今回は「筋肉が急に成長したお話」です。
朝起きたらムキムキになっていた、という感じです。
個人差はありますが、
ボディビルダーや格闘技選手のようなムキムキも、
もっとシャープで細マッチョなムキムキでもOKです。
ガイドは朝起きたところですが、昼や夜でも構いません。
参加者はなんとなく、一日経てば元に戻るのが分かります。
例えば、こんなことが考えられます。
・危険な場面に遭遇したものの、筋肉で乗り切る
・困っている人が居たので、筋肉で助ける
・街に出たら、嫌でも目立って戸惑う
・仕事先で事情を聞かれて困る
・新しい服を買う予定だったのに、サイズの感覚が違う
こういった行動やそのときの心情をアクションにお願いします。
また翌日になれば一般人の記憶は曖昧になってしまうようなので、
その後の人間関係はきっと大丈夫だと思います。
GAに限り、
ひとりがムキムキ、ほかの人は普段のままで
その姿に驚いたり憧れたり……といったアクションでも大丈夫です。
よろしくお願いします。