イラスト:眞知 そのる
「Den fliegende Holländer nennt man mich」
幽霊船というには小奇麗な、クラシカルな船長室をイメージした会員制のバー。
寝子島シーサイドタウン駅から徒歩数分、とあるビルの地下にある。
入会金や会費は高額ではない。
会員制の体裁をとっているのは落ち着いて酒を飲みたい客への配慮である。
マスターは口下手なので軽快なトークなどは期待できない。
純粋に酒、煙草、しっとりした時間を楽しむ場所。
店内にはマスターの趣味でスタイル問わずジャズが耳障りにならない程度、静かに流れている。
音楽には時折波の音が混じり、酔いが回れば船の上と錯覚するかもしれない。
不定期に催しものをやっており、それに合わせて内装を弄るなど客を飽きさせない工夫もしている。
取り扱いはアルコール各種とノンアルコールカクテル、酒の肴になるような軽食。
メニューはないが、マスターに声をかければ大抵のものは出てくる仕様。
※お客様は20歳以上限定。
※従業員及びバイトは18歳から。ただし男性のみ。
※年齢が問題なくても言動に問題ありと判断された場合、会員資格を剥奪されますのでご注意下さい。