畳にソファに万年床の敷布団・・
布団の周囲を守り固めるかのように無数の本の山が立ち並ぶ僕のねぐらだよ。
※ゾロ目が出るとねむる君が何かをプレゼントしてくれるのかも・・
うーん・・そうだねえ。
身につけるという言葉の捉えようだけど、
防犯グッズに頼るのも良いかもよ?
今は鼻にひと吹きかけるだけで悶絶させられる・・
そんな護身用のスプレーとかもあるからね。
今の防犯ブザーだって案外捨てたもんじゃないしさ。
護身術か…。
私一人のときなら暴漢一人程度なら
なんとか出来る自信はあるけど
誰かを護れるかと言われると疑問だわ…。
私も女の子だし、護るより
護って貰いたいと思うのだけど
もう少しなにか、身につけた方がいいのかしら…。
そうだねえ・・
特にジャンルとかこだわりはないかな。
その時読みたいものを読むだけだから・・
護身術の本とかも面白かったよ?
もし大事な人がピンチの時・・最低限守れるだけの力は欲しいなと思ってね。
珍しくって、経営的に大丈夫なの?
読書家なのね。
私は気に入りの作家の本や
好きなジャンルの本ばかり集めることが多いけれど
貴方はそうでもないのかしら。
おやおやお客さんとは珍しい・・
そうだよ。これはぜーんぶ僕の読んだ本!(手をバッと広げ)
とはいえほとんどは貰い物や格安の古本だけどねえ・・
(部屋をひょいと覗き
聞き覚えのある声がしたと思ったら…。
凄い量の本ね。
これ全部貴方が読んだの?
ふぁあ・・眠いや眠い。
お店の方も暇だし一眠りしようか非常に悩ましいよね。