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こっそりお菓子食べちゃお
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佐藤 英二
は、はっとして顔をあげた。目の前にあるのは、どう見てもお菓子で出来た家だった。ウェハースの屋根、チョコレートのドア。壁にはクッキー、ビスケット、あめ玉など様々なお菓子がついている。
目を擦ってよく見るが、やはりそれはそこにあった。
甘い香りも漂っていて、妙に現実感がある。
ドキドキしながら、中へ入ると、中には誰もいなかった。留守なのか空き家なのか。それはそれとして、生活出来そうな家具などは全てそろっているようだ。
テーブルと椅子に近づいて見ると、サクサクパイ生地のお菓子だった。
触ってみると、簡単に折れそうだ。
思わず辺りを見回す。
「とりあえず、ちょっとだけ」
テーブルの端っこをパキッと折ってみる。
「よし…!」
妙にドキドキする。人の家の家具を食べようとしてるなんて当然たが、初めての経験だ。
(こんな時ののこさんなら……)
笑顔の恋人、
野々 ののこ
の顔が浮かび、思わず苦笑を浮かべる。興味津々に、とりあえず食べてみよ! とか言いそうだ。
そんなことを考えながら、一口。
サクッとしていて、ほろほろと口の中で溶ける。不思議な食感のお菓子である。
「うーん」
美味しい。
「ん?」
香ばしいような、甘い匂いがしてきた。見ると、明かりがわりの蝋燭の炎が点いていて、飴の匂いが漂ってきている。
ドキドキしながら、炎を掴むと、ポキっと折れた。
口の中に入れてみると、べっこう飴の甘い味が広がる。
「これは中々…!」
ほんのり温かい、飴が美味しい。
と、その時。
「英二君!」
ハッとして振り返ると、口に何かを突っ込まれた。細長いビスケットとチョコレートでコーティングされた……ニャッキーというお菓子だ。
「む!?」
そこには笑顔のののこがいた。
そして、その瞬間にはっと目が覚めた。
「……!」
布団の中、放心状態。
「せっかく! ののこさんが……」
登場したのに。残念な気持で一杯だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年05月22日
参加申し込みの期限
2026年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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