- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
携帯戦記カプセルギア カプギアハロウィンナイト！第二夜
「おぉう。これはまたこうして見ると中々大きいねぇ」
仙藤 蒼は出現したジャイアント・ハロウィン・ギアを見てそんな風に言う。
蒼は本日、カプセルギアイベントであるハロウィンナイトの第二夜へと来ており、そこで行われているジャイアントバトルへと参加をしていた。
この競技ではジャイアント・ハロウィン・ギアと呼ばれる通常の五倍の大きさを持つギアを退治する事となる。
当然ながらジャイアント・ハロウィン・ギアは耐久力に優れるギアらしいので、一緒になった仲間と協力していかないと倒しきる事は難しいだろう。
「ま、鬼ごっこやハンドクエストで肩慣らししてきたし何とかなるでしょ！」
そう言いながら蒼は自らと共に参加するメンバーのギアを確認していく。
パッと見ただけでは全ての性能は当然解らないが、持っている武器から接近戦を得意としているのか遠距離を得意としているのかくらいは判別がつく。
どうやらある程度バランスは良いと蒼には思えていた。
（でも、即席チームだからいきなり連携を取るのも難しいのよね）
蒼のギアは火力重視型だ。つまりは兎に角火力を押し付けるタイプなので、即席でやれる事と言えば味方に当てないように射線を調整するのと攻撃のタイミングを合わせる事くらいだ。
（とっ、始まっちゃう。まぁ、やばそうならその時考える事にしよう）
スタッフから合図が出た瞬間に五体のカプセルギアがジャイアント・ハロウィン・ギアに向かって動き出す。
一方のジャイアント・ハロウィン・ギアもまた動き出しているが、その動きは巨大な体躯らしく鈍重なもの。だが、手に持っている武器は大きな金棒であり万が一攻撃を喰らえば一撃でも致命傷になりかねないかもしれない。
「ファイア！」
味方に聞こえるように発射を告げる言葉を口に出す。
蒼のギアであるDiablo Azulの両肩に備え付けられている240mm中距離用無反動キャノン砲が火を吹き、ジャイアント・ハロウィン・ギアの胴体へと次々と命中していく。
そのままアウトレンジの距離を維持したまま、味方との射線を考え動きながらキャノン砲による射撃を繰り返していく。
（味方の動きも悪くない。スピード型の前衛が上手くヘイトを引き付けてくれているから、火力役は攻撃に集中できてる）
Diablo Azulのキャノン砲だけでなく、幾つもの攻撃がジャイアント・ハロウィン・ギアへと命中していく。
巨体に見合った耐久性だけにまだまだ効いていると思える程のダメージには見えないが、それでもこのまま蓄積させていけば問題はない筈だ。
だが、蒼には懸念点もあった。
（この敵ギアって動きこそそう速くないけど、ちゃんと考えて金棒を振り回しているように見えるわね。もし、そうだとしたら……）
蒼がそこまで思考を巡らせたところで、状況が動く。
振った金棒によって視界が遮られたタイミングで口からのビーム攻撃が放たれ、ヘイトを引き付けていたスピード型の味方前衛ギアが被弾したのだ。
何とか一撃で戦闘不能になる事こそ防いだようだが、動きはかなり怪しいように蒼には見えていた。
「まずいっ！」
スピード型の前衛ギアと入れ替わるようにして前に突進していくDiablo Azul。
このジャイアント・ハロウィン・ギアは自分に一番近い相手を攻撃する性質がある為、今までヘイトを引き付けていた前衛が下がってもそのギアを追いかけてくるという事はない。
（あの前衛ギアのダメージからして攻撃に参加できるかどうかは怪しい。このまま長期戦になるとこっちが不利になる！）
蒼はどこかのタイミングで前に出る事は考えていたが、その時は両肩のキャノン砲をパージして身軽になる予定でいた。
だが、そうすれば攻撃手段がレーザーソードによるものだけになってしまう。それは今の状況には適しているとは言い難い。
（被弾するかもしれないけど、キャノン砲を装備したまま火力でゴリ押すしかない！）
叩きつけるように振るわれる金棒をギリギリのところで避けて、手にしたレーザーソードで連続で斬る、斬る。そして、一歩、二歩のステップから両肩のキャノン砲を至近距離斉射。
Diablo Azulの至近距離からの全力攻撃。その意図を理解したのか、残りの味方もまた同時に攻撃をし始める。
ミサイルが飛び、閃光が走り、大きな斧が叩きつけられる。
ビキィとまるで木にヒビが入ったかのような音が響く。
そして、ジャイアント・ハロウィン・ギアの全身に白い亀裂が広がっていき、ついには粉々に砕け散った。
「よし、勝ったぁっ！」
蒼のその一言が状況の全てを表していた。五体のギアによってジャイアント・ハロウィン・ギアは打倒されたのであった。
仙藤 蒼は出現したジャイアント・ハロウィン・ギアを見てそんな風に言う。
蒼は本日、カプセルギアイベントであるハロウィンナイトの第二夜へと来ており、そこで行われているジャイアントバトルへと参加をしていた。
この競技ではジャイアント・ハロウィン・ギアと呼ばれる通常の五倍の大きさを持つギアを退治する事となる。
当然ながらジャイアント・ハロウィン・ギアは耐久力に優れるギアらしいので、一緒になった仲間と協力していかないと倒しきる事は難しいだろう。
「ま、鬼ごっこやハンドクエストで肩慣らししてきたし何とかなるでしょ！」
そう言いながら蒼は自らと共に参加するメンバーのギアを確認していく。
パッと見ただけでは全ての性能は当然解らないが、持っている武器から接近戦を得意としているのか遠距離を得意としているのかくらいは判別がつく。
どうやらある程度バランスは良いと蒼には思えていた。
（でも、即席チームだからいきなり連携を取るのも難しいのよね）
蒼のギアは火力重視型だ。つまりは兎に角火力を押し付けるタイプなので、即席でやれる事と言えば味方に当てないように射線を調整するのと攻撃のタイミングを合わせる事くらいだ。
（とっ、始まっちゃう。まぁ、やばそうならその時考える事にしよう）
スタッフから合図が出た瞬間に五体のカプセルギアがジャイアント・ハロウィン・ギアに向かって動き出す。
一方のジャイアント・ハロウィン・ギアもまた動き出しているが、その動きは巨大な体躯らしく鈍重なもの。だが、手に持っている武器は大きな金棒であり万が一攻撃を喰らえば一撃でも致命傷になりかねないかもしれない。
「ファイア！」
味方に聞こえるように発射を告げる言葉を口に出す。
蒼のギアであるDiablo Azulの両肩に備え付けられている240mm中距離用無反動キャノン砲が火を吹き、ジャイアント・ハロウィン・ギアの胴体へと次々と命中していく。
そのままアウトレンジの距離を維持したまま、味方との射線を考え動きながらキャノン砲による射撃を繰り返していく。
（味方の動きも悪くない。スピード型の前衛が上手くヘイトを引き付けてくれているから、火力役は攻撃に集中できてる）
Diablo Azulのキャノン砲だけでなく、幾つもの攻撃がジャイアント・ハロウィン・ギアへと命中していく。
巨体に見合った耐久性だけにまだまだ効いていると思える程のダメージには見えないが、それでもこのまま蓄積させていけば問題はない筈だ。
だが、蒼には懸念点もあった。
（この敵ギアって動きこそそう速くないけど、ちゃんと考えて金棒を振り回しているように見えるわね。もし、そうだとしたら……）
蒼がそこまで思考を巡らせたところで、状況が動く。
振った金棒によって視界が遮られたタイミングで口からのビーム攻撃が放たれ、ヘイトを引き付けていたスピード型の味方前衛ギアが被弾したのだ。
何とか一撃で戦闘不能になる事こそ防いだようだが、動きはかなり怪しいように蒼には見えていた。
「まずいっ！」
スピード型の前衛ギアと入れ替わるようにして前に突進していくDiablo Azul。
このジャイアント・ハロウィン・ギアは自分に一番近い相手を攻撃する性質がある為、今までヘイトを引き付けていた前衛が下がってもそのギアを追いかけてくるという事はない。
（あの前衛ギアのダメージからして攻撃に参加できるかどうかは怪しい。このまま長期戦になるとこっちが不利になる！）
蒼はどこかのタイミングで前に出る事は考えていたが、その時は両肩のキャノン砲をパージして身軽になる予定でいた。
だが、そうすれば攻撃手段がレーザーソードによるものだけになってしまう。それは今の状況には適しているとは言い難い。
（被弾するかもしれないけど、キャノン砲を装備したまま火力でゴリ押すしかない！）
叩きつけるように振るわれる金棒をギリギリのところで避けて、手にしたレーザーソードで連続で斬る、斬る。そして、一歩、二歩のステップから両肩のキャノン砲を至近距離斉射。
Diablo Azulの至近距離からの全力攻撃。その意図を理解したのか、残りの味方もまた同時に攻撃をし始める。
ミサイルが飛び、閃光が走り、大きな斧が叩きつけられる。
ビキィとまるで木にヒビが入ったかのような音が響く。
そして、ジャイアント・ハロウィン・ギアの全身に白い亀裂が広がっていき、ついには粉々に砕け散った。
「よし、勝ったぁっ！」
蒼のその一言が状況の全てを表していた。五体のギアによってジャイアント・ハロウィン・ギアは打倒されたのであった。
あとがき
担当マスター：
昂祈
ファンレターはマスターページから！
昂祈です。
携帯戦記カプセルギア カプギアハロウィンナイト！第二夜のリアクションをお届けいたします。
ハロウィンというイベントそのものは知っているのですが、私には実際にハロウィンでなにかしたという経験がほぼありません。
なので、自分の中でこの時期はそれっぽい食べ物が良く見る時期だったりします。
ただ、街中とかゲームとかのハロウィンっぽい飾り付けとか装飾とかは結構好きではあります。
オンラインゲームとかだとパンプキンを被った敵が出たりするものもあったりするそうで、ちょっと楽しそうですね。
さて、今回はここまでという事で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました！
携帯戦記カプセルギア カプギアハロウィンナイト！第二夜のリアクションをお届けいたします。
ハロウィンというイベントそのものは知っているのですが、私には実際にハロウィンでなにかしたという経験がほぼありません。
なので、自分の中でこの時期はそれっぽい食べ物が良く見る時期だったりします。
ただ、街中とかゲームとかのハロウィンっぽい飾り付けとか装飾とかは結構好きではあります。
オンラインゲームとかだとパンプキンを被った敵が出たりするものもあったりするそうで、ちょっと楽しそうですね。
さて、今回はここまでという事で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2019年10月06日
- 参加申し込みの期限
-
- 2019年10月13日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2019年10月13日 11時00分
