最近星ヶ丘にオープンして人気のオシャレなカフェ『ブライトグリーン』。
陽の光をたくさんとりこんで、店内にも緑が多い、さわやかで明るい雰囲気の店。
二人がけの交差椅子があったり、おしりが沈み込むようなゆったりソファがあったり、居心地のよさには一際気を配っているのがよくわかる。
休日のこの日、
花風 冴来と
酒浸 朱蘭は、闇と苔にまみれた猫鳴館を出ると、このブライトグリーンにやってきた。
色違いでおそろいのクラシックなワンピースを身に纏い、話題のお店をのぞいてみようというわけだ。
彼女達は二人がけの交差椅子に背中合わせで腰掛けると、しばし読書の時間。
冴来はファッション関係の書物を手にとって、パラパラパラ。
窓からの陽をあびているうちに、うとうとうと。
何故だか全然違うファッションがぽわーんと夢の中に現れる。
うふふ。患者さん、どこが悪いのかしら。お注射の時間よ……
違う違う。どうしてこんな夢を。
冴来は本をめくりながら、気がついた。飽きてきた。というより……寂しい!
ちらりと振り向けば、そこには大好きな
酒浸 朱蘭がいる。
すぐそばにいるのにバラバラなんて、二人がけ交差椅子とはこんなにも切ないものなのか……。
ねえ朱蘭、こっちを向いて。
構って頂戴。
私、本よりも貴女がいいわ。
朱蘭はそんな冴来の様子に気がついてるのかいないのか、お酒の本を夢中で読んでいた。
へえ~、こんな酒もあるのか。このラベルはきれいだな。
何、ムーンライトというのか、月見で一杯するのにあうというわけか……
なんて妄想をしていると……
「お、ん、んー? 冴来? なんだよおい」
冴来が背中越しに抱きついてきていた。
「朱蘭……なんでもないよ!」
「なんでもないって……まったくしょうがねえな。でも……へへへなんか嬉しいぜ」
葉っぱをあしらった緑色のカーテンからは光が木漏れ日のように優しくにじむ。
ここでの時間はあなたのもの。
日ごろ忙しいあなたでも、自分のためにふんだんに時間を使っていいのです。
穏やかな秋の休日を、このブライトグリーンで。一緒にすごしてみませんか。
花風 冴来さんと酒浸 朱蘭さんに登場してもらいました。ありがとうございました。
ガイド本文はあくまでイメージということで、全然違うアクションを書いてくださって構いません。
カフェ「ブライトグリーン」に関する休日を過ごすことができます。
お客さんとして、店員やバイトとして、その他なんらかの関係のあることができます。
ブライトグリーンに行きたいけど休日出勤で、会社の休憩所で妄想して過ごすだけ、というのもありです。
カフェ「ブライトグリーン」とは、星ヶ丘駅の近くにできたお店です。
ゆったりスペースのカフェで、様々な種類の椅子やソファが用意されています。ハンモックもあり。
本や雑誌も充実していて、店内で自由に読むことができます。ノートパソコンなどの利用もできますが、ほどほどに。
カウンター席もあり、そこではオーナーや店員さんとの会話も楽しめます。
メニューは一般的なおしゃれカフェにありそうなものは揃っています。
食べものは、ケーキやパフェ、軽食などがあります。
お酒も、店の雰囲気にあったもの(海外ビールやワインなど)が少しあります。
ハーブティーなどカフェインレスの飲み物も揃えているので、
コーヒー・紅茶が苦手という方も安心してくつろいでいただけます。
オーナーは、七草みどり(ななくさみどり)という30歳の女性。
寝子高の若林沙穂先生の友人らしく、沙穂先生もふらっと顔を出しそうです。
ちょっとした会話程度でしたらお気軽にどうぞ。
時間帯は、10時~22時まで。
特にこだわりがなければ、指定せずに昼下がりくらいのイメージでアクションをお書きください。
それでは、一足お先にカフェでのんびりお待ちしております。