「むにゃむにゃ……」
日暮 ねむるは、いつものようにバイト中にうとうとしていた。
ここは九夜山、砂掛谷の近くにあるゴーカート場、
九夜山サーキット『ねこDeカート!!』だ。
山の中という立地もあって、客もまばらな『ねこDeカート!!』では受付をしながら、ついうとうとしてしまうのだった。
そんな様子を見て、バイトの先輩は呆れていた。
「日暮、またか。今日は大切なイベントがあるってのに」
「むにゃ……?」
「日暮~、起きろ起きろ。缶コーヒー置いとくぞ」
「あ、ありがとうございます」
「しかし眠いなあ……えっと今日のイベントってなんでしたっけ?」
「まったくしょうがねえな。今日はシフト間違えて来た奴いるし、カート乗っててもいいぞ」
先輩はなんだかんだで優しかった。
「先輩がそう言うなら、楽しませてもらうのもいいですねえ。さて、どうしようかな~」
方針は決まってないようだが、ねむるは缶コーヒーをゴミ箱に入れて、
「あ、ごちそうさまでした。とりあえず、コースの様子でも見てきます。このまま戻らなかったら、すみません~」
憎めない表情で手をのんびり振って出て行った。
ねむるは、徐々に思い出してきた。
今日このサーキットでどんなイベントが行われるのかを。
そう、いくつかあるコースの中でも上級者用の通称“鬼畜コース”で寝子島最速を決める熱い戦い「スーパーねこDeカート」の火蓋が切られようとしていることを!
コミュニティ九夜山サーキット【ねこDeカート!!】が舞台です。
登場していただいた日暮 ねむるさん、ありがとうございます!
◆シナリオ概要
▼基本的にみなさんこちらです
・最速を競うレース「スーパーねこDeカート」に参加して楽しむ。
▼ご希望の方はこちらもどうぞ
・初~中級者向けコース(松・竹コース)を楽しむ。
・バイトする。
・応援や観戦する。
◆レース「スーパーねこDeカート」
「スーパーねこDeカート」は上級者用の梅コース、通称“鬼畜コース”で行われます。
優勝者は、サーキット無料券や黄金のハンドル(たいていの人は欲しがらない)などの賞品がプレゼントされます。
「スーパーねこDeカート」に参加する場合、能力の持ち点10ポイントを各パラメータに割り振ってください。
パラメータは(加速・ハンドルテクニック・ブレーキ操作・気合・運)です。
(例1、技巧派?) 加速3・ハンドルテクニック3・ブレーキ操作2・気合1・運1
(例2、暴走派?) 加速5・ハンドルテクニック1・ブレーキ操作1・気合3・運0
※パラメータ名は省略して書くこともできます。サンプルアクションを参照してください。
コースは、アスファルトのカートコース。
コース幅は狭く、カートが2台通れる程度です。
梅コースは、ヘアピンが凄まじい数あります。
ヘアピンとは、折り返しとなっている急カーブのことです。
日光の有名な坂のようにつづら折りになっているコースです。
カートのデザインは、格好いいものから可愛いものまでいろいろあります。お好みでどうぞ。
2人乗りカートもありますが、「スーパーねこDeカート」では1人乗りのみです。
その他、ヘルメットやウェアなども一通りレンタルできるので、ご安心を。
全員が1位になることはできません。
遊びのレースなので勝負はほどほどに、雰囲気をお楽しみください。
◆レース以外
レースに参加していない方は、こちらがメインになります。
レースに参加した方は少し描写可能です。
松・竹コースは梅コースより簡単です。
・松コース(ドーナッツ型で幅の広い簡単コース)
・竹コース(コーナーが多めの中級コース)
2人乗りカートもあるので、のんびり楽しむこともできます。
友だちや恋人と楽しむのもいいでしょう。
休憩ラウンジでのんびり過ごしたり、コース周りからレース観戦できる場所もあります。
バイトの方は、コミュニティで挨拶を済ませてからアクション投稿してください。
◆最後に
専門的なことは正確にはわかりませんので、なんちゃってレースになります。
通常ではあり得ませんが、漫画のようにレース中に選手同士で会話することもあるかもしれません。
雰囲気や会話を楽しむことを中心にして、専門用語などは極力控えてもらえると助かります。
それでは、ご参加お待ちしております。