燦々と輝く太陽、蝉の声。
ついに夏休みが始まりました。
寝子島から離れ、本土の木天蓼市にある
「木天蓼自動車学校」をご存知でしょうか。
自動車や自動二輪の免許を取得すべく、寝子島からも若者たちを中心に集まってきます。
夏は避暑地で集中的に免許を取得する、お得な合宿パックもあるそうです。
避暑地の合宿所では――
食堂で教官の紹介が行われていました。
「教官の姫野です。短い期間ですが、一緒にドライブを楽しみましょう」
若い女性教官は巨乳で、胸の谷間がばっちり見えています。
短めのタイトスカートからムチムチの太ももが覗いています。
男性たちは鼻の下を伸ばしますが、ふんぞりかえってヤクザ歩きしてきた男が登場しました。
「俺は教官の鬼川だ……てめえら鼻の下のばしてんじゃねえ! 姫にあぶねえ思いさせたら……わあってんだろなコラ!」
ビシッ! 竹刀が床に叩きつけられました。
どう見てもチンピラです。元暴走族という噂もありますが、どう見ても事実です。
その様子をじっと見ていた、は虫類のような顔をした中年男がいました。
頭をポマードで固めて、メガネの奥の目が鋭く教習生たちを嘗め回すように見つめています。
「教官の蛇沼です。交通事故を0件にするためには、完璧な運転技術が必要です。……あとは自分で考えるように」
木天蓼市の自動車学校では――
最寄り駅からの送迎バスが出ています。
(あーあ、いつも普通に運転してるだけなのに……)
免許取り消しとなって再取得を目指す教習生も、バスから降りてきました。
それは寝子高1年の学年主任、
島岡 雪乃先生でした。
こんにちは、またははじめまして。
茄子りんこと申します。
夏休みは自動車教習に通うにはうってつけの時期。
寝子島には自動車学校がないため、免許取得希望者は本土の「木天蓼自動車学校」に入校することが多いようです。
普通自動車免許コースは18歳以上、
自動二輪コースは16歳以上、が対象です。
マニュアルかオートマ限定か、などはご自由に。
その他の特殊な車両の教習も行ってますが、今回のシナリオではご遠慮ください。
木天蓼市の本校に自宅から通うのもよし、
本校を離れたとある避暑地での合宿パックを利用するのもよし、です。
合宿の宿舎は(猫鳴館ほどではないですが)ボロで相部屋です。
教官は、木天蓼市の本校と合宿、どちらにも顔を出します。
(島岡先生は一教習生で、本校のみです)
寝子高生だけでなく、マタ工の生徒も入校していますし、一般の人もいます。
免許取り消しになって再取得のため入校した人もいます。(雪乃せんせい……)
アクションは、なるべく二つまでに絞ることをお勧めします。
・実技
・学科
・ロビーや食堂での様子
・夜の様子(合宿のみ)
・その他
教官NPCを指定することが可能です。
指定がない場合は、こちらで判断して、その後の会話や反応もアドリブとなります。
◆その他のご注意
・今回のシナリオでは、卒業検定や本試験までは描かれません。
・教習所の雰囲気や日常的なシーンを楽しむためのシナリオです。
・車やバイクの、専門的な知識が必要になるアクションはご遠慮ください。
・道交法などの細かな部分もテキトーに、雰囲気で処理します。ご了承ください。
・本校に通ってる人は、以前からずっと通っていた、という設定でも問題ありません。
・参加申込期限までに定員に達しなかった場合のみ、教習生以外の参加も可能です。
ひやかし、教官の友だちとして交流(家族や恋人は無理です)、島岡先生とのからみなどご自由にどうぞ。
それでは、皆様の入校お待ちしています!