>新種の藤の話
「新種の藤が、寝子島で見つかったんか?!」
自宅で電話していた寝子高の生物教師、
牛瀬 巧が珍しく驚いたような様子で声をあげる。電話の相手は別の高校で生物教師をしている一之瀬 幸次(いちのせ こうじ)はプラントハンターをしていた経験があり、その延長で今も珍しい植物を探しに寝子島へやってくるのである。
その彼が2、3年目に九夜山で見つけた藤の花を調べた所、新種という事がわかったという。
九夜山で発見された事から、
『クヤマフジ』という名前となったそうだ。
「その藤は、普通の藤に比べ咲き始めるのが遅いんだ。だから、今頃が見ごろなんじゃないか? 俺は次の土曜日に見にいこうと思っているよ」
幸次曰くこの『クヤマフジ』は九夜山の奥の方に咲いているらしいが、寝子島ロープウェイの展望台駅近くでも少しは見る事が出来るようだ。
「まぁ、トレッキングついでに見に行くこともできるやろ。ちょっと声かけてみるか……」
巧は何やら考えると紙に『クヤマフジピクニック』と書いた。
>藤の花を見に行こう
寝子高で牛瀬先生から話を聞いたのか、それとも幸次と知り合いで彼から聞いたのか。
貴方たちは寝子島ロープウェイの登山道入口にやってきた。今日は『クヤマフジ』を見にピクニックへ向かうのだ。
巧と幸次から注意事項を聞いた貴方たちはロープウェイに乗る。
(もしかして、これだろうか?)
志波 高久はロープウェイから見える景色の中に、話で聞いた花と同じ色の物を見つけた。それを巧に見せると「分布が広がっとるな」と目を僅かに見開いた。
幸次曰く、発見した頃はここでは見ていなかったらしい。
二人が何か真剣に話し合っている様子を、高久は静かに見ていた。
「これが、『クヤマフジ』やで。普通の藤に比べて花の色が青紫でな、香りが強いみたいなんや。亜種も見つかっていて、そっちは真っ青なんやて」
そういって巧は幸次が撮影した『クヤマフジ』の写真を見せる。一見普通の藤だが、その色は言われた通り青紫色をしている。
「本当に美しい色だな……」
高久が見入っていると、風に乗っていい香りが漂ってきた。これが藤の香りだろうか?
「藤の花見ながらおべんと食べるのもええやろなと思うてな。今日はのんびりハイキングと洒落込もうやないの」
巧の言葉に高久や他の参加者たちが頷いた。
天気もよく、風も心地いいとある土曜日。
さて、あなたはどうする?
藤の花を見に行こう~。
ということで今回は牛瀬先生と一緒にピクニック?です。
※今回はねこぴょんの日から約1年とちょっと経過した5月のとある土曜日が舞台です。
今回はシナリオガイドに志波 高久さんをお呼びしました。
志波さんはガイド内容に関係なく自由にアクションをおかけください。
>『クヤマフジ』について
一之瀬先生によって発見された、新種の藤です。
このクヤマフジ自体はマップでいうとF-5を中心に9マスの範囲で分布している事が解っています。
もしかしたらD-5、D-6あたりでも見つかるかもしれません。
>何が出来るの?
『牛瀬先生&一之瀬先生とクヤマフジを見にピクニックに行く』が基本ですが
・何も知らず九夜山にきたら珍しい藤をみつけてびっくり!
・論文を読んで九夜山へ! 新種の藤を写真に収めよう!
・藤はさておき、三夜湖で絵を描こう
など九夜山周辺で自由にアクションをかける事が出来ます。
参考までに
牛瀬先生&一之瀬先生と一緒に動く場合
展望台駅から頂上展望台を経由して一之瀬先生がクヤマフジを見つけたポイント(E-5)へ
そこでお花見をした後寝子温泉に行ってそこで解散となっております。
しかし、リアクションでの描写は基本クヤマフジを見に行く過程~お花見シーンが中心となります。
よろしくおねがいします。
>登場NPCについて
例の如くアステリズムなど呼べない方以外はだれでもお誘いOKです。
牛瀬 巧
寝子高の生物教師。たまに寝子島に暮らしているタヌキについて研究している。
今回は寝子島で新種の藤が発見されたので興味がわいた模様。
一之瀬 幸次
木天蓼市のとある高校で生物を教えている牛瀬の友達。元プラントハンター。
趣味は山登りと園芸。新種の藤の第一発見者。
ということで、よろしくお願いします。