11月。寝子高北校舎2階。
「どうなることかと思ったけど、なんとかなっちゃいましたねー」
新生徒会会長の
屋敷野 梢は、生徒会室を見回していた。
去年も副会長だったからなじみの場所なのだが、主を変えた部屋はなんとなく今までとは違って見えた。
だが感慨にばかりふけってはいられない。当選は始まりにすぎないのだから。
コン、コン。
ノックの音がした。
「どうぞー」
「失礼します」
ゆっくりと扉を開けて入ってきたのは新生徒会副会長の
天満 七星。
「そんな堅苦しくなくていいんですよ?」
七星の様子を見て梢は苦笑した。
「そうですか? とはいえ、まだ勝手がわからない部分もありますので、緊張しますね。お茶でも……」
七星が言いかけたとき、生徒会室の扉が叩かれる。
ドンドン!
「失礼しまーす」
「こんにちは」
「すいません、相談があって……」
さまざまな人たちが、さまざまな理由で生徒会室を訪れる。
そんな中、新生徒会は、どのように活動していくのだろうか。
新会長には何か考え、いや野望? があるようにも思えるが……。
「がんばっていきましょーかねー」
「はい、会長♪」
明けましておめでとうございます、天村です。
寝子高新生徒会の日常風景を描かせていただきます。
屋敷野 梢さんと天満 七星さんにガイドにご登場いただきました。
シナリオにご参加いただけない場合、何かのご用時で帰宅されたのかもしれません。
概要
生徒会にまつわるエピソードを描くシナリオです。
生徒会に関連することなら、自由にアクションをお書きください。
○生徒会役員の方
放課後、生徒会室に集まっています。
今日は会議がない日で、適当におしゃべりしたり打ち合わせしたりしています。
という想定ですが、生徒会室でなくても構いません。
「我々の野望のため、惡の道を突き進みましょー!」
という会長の挨拶があったので、ちょっと心配している役員もいるかもしれません。
何かが起こる!と期待している役員もいるかもしれません。
監査役はもちろん、他の旧役員の方々も、
引き継ぎやただなんとなくふらっと生徒会室を訪れていただいてかまいません。
女性ばかりの役員、今までとは大分勝手が違いそうです。
帰り道みんなでどっか寄っていく、など親睦を深めてもいいかも。
○各学級委員の方
放課後、生徒会室に顔を出したりします。
クラスでのことを相談してもいいですし、
ただなんとなく顔を出しておしゃべりしていく~なんてのもいいかもしれません。
○各部活や同好会の方
放課後、生徒会室に顔を出したりします。
あそこの部屋借りられる? とか、○○買いたいんだけど予算つかないー?
とか相談しに来たり、生徒会室にいる人に助っ人を頼んだりしに来ます。
○生徒会の友人の方
一緒に帰ろーと顔を出したり、なんとなく遊びに来たりします。
○一般生徒の方
生徒会に質問したり、相談事を持ち込むのも良いかもしれません。
○生徒会OBの方
理由があれば、既に卒業した生徒会のOBの方もご参加いただけます。
新生徒会を激励に訪れたり、寝子高前を通りがかって懐かしく思い出したり。
NPCについて
・南波 太陽
・海原 茂
なんとなくふらりと、様子を見に訪れるかもしれません。
その他のNPCについても、特定のマスターが担当しているキャラクターを除き、
必然性があれば登場可能です。
生徒会役員の友人や、先生が様子を見に来たり。廊下ですれ違って、生徒会の様子を聞かれたり。
相談を持ちかけられたりすることもあるかもしれません。
新生徒会の雰囲気づくりの一助になれば幸いです。
それでは、ご参加お待ちしております!