11月下旬に行われる寝子島神社大祭“お三夜まつり“。
今年も、お三夜さまを含めたたくさんのお猫様をきれいにする儀式から始まります。
寝子島神社の宮司の孫娘である
神楽 舞は、朝から忙しく立ち働いています。
「ハタキはこれでいいわね」
今日は鳥居のそばに立つ狛猫はもちろん、境内のあちこちにひっそり佇むさまざまな
“隠れお猫様”の像を、きれいにしていきます。
そして、猫の格好をした参拝客や自分たちにも、専用の“猫のしっぽハタキ”で
パタパタと埃をはらう仕草を行うのも儀式のひとつで、パタパタする方もされる方もご利益があるという、ほっこり楽しい儀式なのです。
本物の猫をパタパタするとさらにご利益がアップすると言われていますが、何故かこの日だけはいつも人懐こい猫たちが逃げてしまうそうで、ちょっと苦労してしまうかも?
「あら、可愛い猫さん……?」
舞は子どもの姿を見つけ、目を細めました。
「……にゃ……あ」
旧市街に住む
菊地 まなが猫の格好でやってきていました。
実はハロウィンで豹の仮装をした時のものでしたが、この程度の違いは全然問題ありません。
パタパタされて、ちょっと恥ずかしそうな様子です。
それからまなは、持ってきた荷物の中からカプセルギアを取り出しました。
「……ぅ!」
カプセルギアと一緒にお掃除するつもりでしょうか。
「あらっ?」
舞の視界の隅に、黒いものが横切りました。
「ネズミ……じゃないわね。なにかしら?」
黒いものはひとつではなく、神社のそこらじゅうに大量発生していました。
神魂の影響で発生したのでしょうか? この
まっ黒いフシギなものはどうやら、お掃除の邪魔をしているようです。
「……今年の掃除は手こずりそうね」
舞は小さなため息をひとつつきました。
こんにちは、茄子です♪
菊地 まなさん、ガイド登場ありがとうございます。
ガイドはイメージですので、もしご参加いただける際はご自由にアクションをおかけください。
概要
今年もいよいよ、「お三夜祭り」がやってきます!
猫ねこいっぱいの寝子島らしいお祭りをめいっぱい楽しむために、
その舞台となる寝子島神社を綺麗にお掃除しましょう。
単なるお仕事だけじゃなくて、お楽しみイベントもありますので、
どなたもお気軽にご参加ください♪
ちなみに、例年ほっこり平和に行われるお猫様掃除ですが、今年は綿毛のような真っ黒い生物?が、
神社中に大量発生しています。
お掃除の邪魔をしたり、お猫さまの像を隠したりといたずら三昧で、ちょっと大変かも?
<黒々綿々(クロクロワタワタ)>
何十年かに一度、寝子島で大量に目撃されるという不思議な物体、あるいは生き物。
真っ黒くてフワフワの綿毛や毛玉のような姿をしています。
ところによってはケセラン・パサランと呼ばれることもあります。
基準は不明ながら、見える人と見えない人がいるようです。
彼らを目撃したことのある島のお年寄りは、
「くろくろさま」とか「ワタワタちゃん」などと呼んでいたりします。
一定の周期で、はじめは白い綿毛の姿で現れ、寝子島に溜まった「厄」を吸い取ると言われています。
厄を吸い取ると綿毛が真っ黒く染まり、寝子島の厄をどこかへ連れ去り、幸運をもたらしてくれます。
ただ、彼らは大変なお調子者で、ひと仕事終えた後は居心地の良い寝子島神社にしばらく留まり、
参拝客を相手にイタズラを仕掛けて楽しむという困った性質があります。
こちょこちょくすぐったり、胸元に入って膨らませたり、その他いろいろ。
ハタキで払うとぽわっと消えて、どこかへ厄を運んでいきます。
彼らはあめ玉やコンペイトウなど甘いお菓子が好物のようで、あげると喜んで懐いてきて、
むしろお掃除やお仕事などに協力してくれたりすることもあるようです。
アクション
以下のような行動から、お好みで1~2つ程度選んで、アクションをお書きください。
なお、あちこちに「黒々綿々」がいて、掃除するべき場所に集まって邪魔をしたり、
お猫様の像を隠してしまったりすることがあります。
彼らが見える人は、そちらにもうまく対処してください。
●神社をお掃除する
境内や社殿、鳥居など、敷地内をくまなくお掃除します。
普段は入れない社殿の奥などにも入ることができて、お得です。
カプセルギアをお持ちの方は、狭いところにも入れるカプギアと一緒に、
細かいところまでお掃除するのもいいかもしれません。
●隠れお猫様の像を掃除する
寝子島神社には、「お猫様の像」がいくつも隠されています。
見つけ出して綺麗にしてあげましょう。
掃除道具は持ち込みでも、神社で貸し出してくれるものを使ってもOKです。
隠れお猫様は、手入れの行き届いてない草むらの中に埋もれてたり、
手水場(ちょうずば)の一部がお猫様を模していたり、境内のいろいろなところにあります。
その他ご自由にありそうなところをアクションに書いていただけると、
無理のない範囲で「あった!」ということになって、ゴシゴシすることができます。
●猫の格好をした参拝客や自分たちをパタパタする
猫の格好をした人に、専用の“猫のしっぽハタキ”でパタパタと払ってあげると、
パタパタする方もされる方もご利益があるという言い伝えがあります。
しっぽハタキは無料で配布されていますので、たくさんパタパタしましょう!
一部でも猫の要素が入った服装をしていたら、パタパタの対象です。
GAを組んでなくても絡むことがありますが、確実にパタパタしあうにはGAをお願いします。
自分が猫の要素の入った服装をしてるかどうかも、アクションに記入してください。
ちなみに、神社前の出店や土産物屋で、猫耳ヘアバンドなど猫グッズをいろいろ売っています。
巫女の神楽 舞は、紙でできた手作りの猫耳を配っています。
●“本物のお猫様パタパタ”を狙う
本物の猫をパタパタすると、よりいっそうのご利益があり、次の一年を幸福に暮らせると言われています。
ただ、普段は大人しくて愛想のいい神社の猫たちなのですが、
何故か今日ばかりは人を警戒して、逃げたり隠れたりしてしまうようです。
なんとか工夫して、猫たちをパタパタして、彼らにもご利益をお裾分けしてあげましょう。
NPCについて
・テオ ・・・・・ どこかで昼寝。クロクロワタワタや参拝客を避けてあちこちへ。
・ミラ ・・・・・ みんなを応援。どこにでも顔を出すのでパタパタし放題。
・ボン太 ・・・・ この界隈のノラ猫のボス。他の猫になにやら指示して回ってます。
・雨宮校長 ・・・ 猫の着ぐるみをしっかり着込んで、ほっほっほ。楽しんでます。
・北風貴子 ・・・ やるからには真剣。メガネをキラリと光らせて猫を探してます。
・青木慎之介 ・・ サイクリング中に寄り道。せっかくだからキャットをパタパタしてみようか?
その他、登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
ふらりと神社を訪れたり、毎年の楽しみにしているNPCもいるようです。
自由に交流してみてください。
それでは、お猫様と一緒にご参加をお待ちしております☆