シナリオ「【演劇祭】劇団ねこよろず マスコット猫の秘密？」

【演劇祭】劇団ねこよろず　マスコット猫の秘密？

イラスト：須藤怜

「演劇祭、ですか？」
　常闇月は問い返した。

　星幽塔の武器屋付よろず屋『ねこよろず』。
　そこで月は八神修に声をかけられたのだ。
「ああ、今脚本を書いているところだ。異世界でよろず屋やってスローライフのはずが闇の軍勢に襲われてます、ってね」
「なるほど、ここでの生活を描くわけですね」
「ああ、寝子島での上演だから童話としてだけどね。黒崎先生や野々にも出てもらうし」
　修が答えたところへ、椿美咲紀が入ってくる。
「黒崎先生からのＯＫはもらえたのです」
「黒崎先生って何の役をやるの？」

　棚に商品を並べていた遠野まほろが尋ねる。
「ああ、それは……」

　恵御納夏朝が言いかけて、口をつぐんだ。
「それは？」
　再度問うまほろに、夏朝は言葉を濁しつつ。
「やっぱり……黒崎先生って目立たないのを気にしてるから」　
「そうなのです。ここは、ばーんと！」
　美咲紀は楽しそうだ。

「個人的には掛け算な展開も見たいんですけど、どうでしょうか？」
「……」
　聞こえないふりをして、脚本の続きを書きだす修。
（あおいの役と衣装はこんなかな？）
　いろいろなあおいの姿を想像して、思わず笑みがこぼれそうな顔を引き締めるのだった。

運営部より

このシナリオは、マタタビック演劇フェスティバルのプライベートシナリオです。
くわしくはこちらのおしらせをご覧ください。

今回は、劇団「ねこよろず」のためのシナリオです。
エントリー済みの以下のＰＣのみが参加することができます。
　
　　▼参加ＰＣ
　　・八神修さん
　　・恵御納夏朝さん
　　・遠野まほろさん
　　・椿美咲紀さん
　　・常闇月さん
　
※その他の方は「このシナリオには」参加できませんので、ご注意ください。
　演劇祭の「他のシナリオには」参加する機会が十分ありますので、お楽しみにお待ちください。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

天村花海

マスターコメント

こんにちは、天村です。
マタタビック演劇フェスティバル、プライベートシナリオになります！

八神修さん、恵御納夏朝さん、遠野まほろさん、椿美咲紀さん、常闇月さん、
企画のご参加とアイディアありがとうございます♪
『劇団ねこよろず』の皆様のガイドを担当させていただきたいと思います。よろしくお願いします！
ガイドはイメージですので、アクションはご自由にかけてくださいませ。

　概要

ガイド執筆現在物語の詳細が明らかになっていないので、私もどうなるかわからずワクワクしています！
ひとりひとりの活躍する場面、みなさんの交流や友情、
なにかのトラブルへの対応などを中心に書かせてもらえればと思っています。

劇の内容は、アクション投稿期限までは、トピックに追記することができます。
物語（劇中劇）のストーリー展開などは、全部は反映できないかもしれませんが、お許しください～。

果たしてお店のマスコットになってる猫の秘密はあきらかになるのでしょうか？
打ち上げも楽しみですね！

　舞台

会場は星ヶ丘にある『STARHILL Theater（スターヒル・シアター）』。
近代的な多目的劇場で大衆演劇はもちろん、オペラ、歌舞伎、コンサート、映画を上映することも可能です。
ステージには様々な舞台機構が備え付けられており、工夫次第でありとあらゆる演出を行うことができます。
ステージからせり上がったり、時にワイヤーアクションで宙を舞ったり、
映像と合わせた絢爛豪華な舞台を作り出す等、自由な発想で表現できます。

皆様のアクションを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。