楠木 ゆきのはシロップたっぷりのアップルパイを、上品にかぷり。
東条 あんずは大きくお口を開けて、一口でぱくり!
「ん……おいしいね?」
「おいしーんだぞ~!」
あたりには見渡すかぎり、アップルパイ。アップルパイ。アップルパイの山!
「うわぁ、とても二人じゃ食べ切れないぞー!」
「でも、何だか……いくらでも食べられそうな気がするよ?」
そう。
ここはあなたの夢が叶う場所。その名も、スイーツランド!
この世界では、あなたはあまーいお菓子やケーキ、スイーツをいくらでも、好きなだけ食べることができます。
どういうわけかいくら食べても、大量のカロリー摂取にぶくぶく太ってしまうことはありません。
スイーツランドでは何も気にすることなく、好きなスイーツを食べ放題なのです!
そんなまさに夢の国へ、あんずとゆきのはいつの間にやら迷い込んでしまったようです。
これも神魂の影響でしょうか?
「よぉーし、それじゃあいっぱい食べちゃおう! ゆきの!」
「うん……でも」
ちらり、ゆきのは遠くを見つめます。
スイーツランドは、とっても素敵な場所。
でもそこには、甘いものを食べるなら避けてはとおれない、最大の敵がいるのです。
「うわぁ、ムシーバだ!」
「ムシーバが来たよ~!」
スイーツランドの住人らしい、小さなリスやウサギなどの動物たちが、遠くを見て騒ぎ始めました。
地平線の向こうから、どどどどどっとやってくる無数の黒い生き物たち。
「ムシーバ」です!
「ムシーバに攻撃されたら、歯が痛くなっちゃうんだよ!」
「歯が痛くなったら、もうお菓子が食べられないよ~!」
慌てる動物たちに、ゆきのとあんずは顔を見合わせ、うなずきます。
「大丈夫! うちらがムシーバをやっつけちゃうぞ!」
「……おやつの、邪魔(アップルパイ、もっと食べたいし)」
よく見ると、あたりには二人だけでなく、同じようにスイーツランドを訪れた人々の姿もありました。
心強い仲間たちとともに、二人は押し寄せるムシーバたちの群れへと立ち向かってゆくのでした。
全ては美味しいお菓子のために……アップルパイのために!
こんにちは、よろしくお願いします!
楠木 ゆきのさん、東条 あんずさん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをかけてください。
概要
皆さんは突然、不思議な世界「スイーツランド」へ迷い込んでしまったようです。
この世界にはビスケットの木がなり、チョコの川が流れて、
アップルパイの平原が広がり、イチゴタルトの山がそびえています。
あちこちに美味しいお菓子があって、食べ放題! なのです。
しかも、この世界ではお菓子を食べてもお腹いっぱいにはならず、満足感だけが残ります。
探せばあなたの食べたいお菓子がきっと見つかることでしょう。
存分に楽しんでください!
ただし、スイーツランドには敵も存在しています。
その名も「ムシーバ」!
手足が生えたバイキンのような姿をしたムシーバたちは、
定期的にスイーツランドへやってきては住人たちを攻撃し、歯を痛くしてしまいます。
歯が痛くなったら、お菓子が食べられません!
スイーツランドに平和を取り戻すべく、ムシーバたちをやっつけてください。
なお、スイーツランドにはしゃべるリス、ウサギ、犬や猫、タヌキやキツネなどの小動物が暮らしています。
いっしょにお菓子を食べて仲良くなったり、彼らのささやかな集落をムシーバから守ってあげたり、
交流してみるのも良いでしょう。
アクション
ムシーバとは関わっても関わらなくても大丈夫です。
・自由に好きなだけお菓子を食べる
・食べたいお菓子を探してスイーツランドを探検する
・ムシーバと戦ってやっつける
など、なんでもOKです。
なお、ムシーバには以下のような種類がいるようです。
・ムシーバソルジャー:身長50cm程度。噛みつき攻撃が得意。
・ムシーバアーチャー:身長50cm程度。弓矢を持っていて、遠くから攻撃してくる。
・ムシーバナイト:身長100cm程度。盾と槍を持っていて、非常に防御力が高い。
・ムシーバクイーン:身長200cmの巨大ムシーバ。部下のムシーバを生み出す能力を持つ。
ソルジャーとアーチャーは無数に、ナイトは少数おり、クイーンは一体のみです。
また、実はスイーツランドのお菓子には不思議な力があり、食べた人の能力を高めてくれるようです。
キャンディを食べると筋力が増したり、チョコを食べると頭の回転が早くなったり、
食べるお菓子によって効果は様々です。
いろいろなお菓子を試してみてください。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています!