ほしびとの
アイオ・キャンドライトは今日も星幽塔を飛び出して、寝子島を散策しています。
すると、どこかから聞き慣れない野太い笛のような音。
どこか懐かしいような、不思議な世界に吸い込まれそうな……。
あたりを見回しても、どこから音が聞こえるのかわかりません。
しかし、それは次第に近く、大きく、聞こえてきます。
どこかの家で演奏している音でも、お店のスピーカーから流れてる音でもなく、目の前に、いや頭の中をぶおんぶおんと流れます。
目の前にはオープンカフェがありますが、お客さんたちは気づかないようです。
耳がおかしくなったのかな? 猫耳をこっそりフードに押し込んでるから?
ここで出すわけにはいかない耳をそっと押さえ、目を瞑ってその音を聴きます。
「これは、ディジュリドゥ?」
世界最古の楽器とも言われる、オーストラリアのアボリジニーの金管楽器でしょうか。
ふと目をあけると、カフェだったはずの店が観光案内所になっています。
全面ガラスばりのお店で、そこには大きな文字。
『オーストラリアに行こう!』
その言葉をアイオも思わず口ずさみました。
その瞬間、彼女は重力から解放され、ガラスに吸い込まれていきます。
そして再び彼女の足が地に着いたとき、そこは広大な大地。
目の前にはつぶらな瞳、2本足で立っている生き物がそこかしこにいました。
おなかにポケットがあるそれは、アイオに向かって近づいてきます。
「カンガルー!!!」
こんにちは、茄子です。
アイオさん、ガイド登場ありがとうございました。
神魂の影響でオーストラリアに導かれ、旅を楽しむ日常フリーシナリオです。
オーストラリアのどこかに四次元的に移動したあと、自由に過ごすことができます。
その日だけでもいいし、何泊かしてもいいです。時期が来たら自然と終わり、帰れます。
自分なら持っていくだろうなと思う旅の道具も、服装も揃っています。
GAを組めば、お友だちとも一緒に旅を楽しむことができます。
何故か学校や仕事の心配をすることもありません。
実際に、旅を終えると問題なく日常に戻れてしまいます。ご安心を。
現実ですが、夢のように捉える人もいることでしょう。それぞれの解釈でどうぞ。
行き先はひとつかふたつで、オーストラリアであればどこでも自由です。
検索して簡単に出てくる程度の名所であれば、ご自由にどうぞ。
マスターはオーストラリアに詳しいわけではありません。お手柔らかにお願いします。
<オーストラリアの名所一例>
・エアーズロック
・シドニーのオペラハウス
・野生動物の保護動物園(コアラを抱っこ、カンガルーに餌やり)
NPCも偶然旅していることがあり、ずっとでなければ、いっしょに楽しめます。
特定のマスターさんが管理してるキャラ以外でしたら、ご自由にどうぞ。
言葉も何故か通じるようです。
逆に、通じなくてカタコトの英語とジェスチャーでがんばるというのもOKです。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。