目を閉じれば見えてくる。
空を泳ぎ海を飛び、山を跳び越え雲に乗り、
心は遥か、無限の旅へ……。
その日見た夢は、何とも不思議な夢だった。
木は逆さまに生え、魚が空を飛び鳥が海を泳ぐ。
晴れた空から落ちてくるのは、雨ならぬ飴の雫。
聞いたことも見たこともないような場所なのに
夢の中の自分は、まるでずっとまえから
ここに来たかったと言わんばかりにはしゃぎ、
ひとときの観光を全力で楽しんだのだ。
そんな不思議な夢を見たことを友人に話せば
なんと友人も変わった場所に行く夢を見たという。
友人の夢が訪れたのは、空が土くれに覆われた地底洞窟。
太陽さえも昇らぬはずのその場所は
しかしどういう理屈か昼は明るく夜には星空が見え
日焼けしていないなまっちろい肌の地底人たちが
愉快に友人をもてなしてくれたのだとか。
またほかの友人は、雲の上に建てられた城で
綿菓子料理を楽しんだとか、
またある友人は、山奥にあるすべてが逆さまの洋館で
屋根を歩き椅子にぶら下がり
風呂を浴びるような生活を味わったという。
もしかして、変な夢を見たのは自分たちだけではないのでは。
そう考えた一同は、手当たり次第に、
最近見た不思議な夢の話を聞いて回った。
・どんな場所の夢か
・そこでどんなことをして過ごしたのか
・どんな珍しいものがあったのか
などなど、聞けば聞くほど不思議な夢の話が
次から次へと舞い込んでくる。
遂にあなたにも、尋ねられる順番が回ってきたようだ。
「あなたは最近、どんな夢を見ましたか?」
夢の中で、現実ではありえないような
不思議な場所を訪れるお話です。
みなさんの不思議想像力が唸ってくれると信じています!
アクションには
・どんな場所の夢か(風景とか、時代とか)
・そこでどんなことをして過ごしたのか(見たもの触れたもの会った人その他)
・どんな珍しいものがあったのか(現実ではありえないような不思議な物などなど)
を書いて、皆さんが旅した夢の世界を描いてみてください。
ただし、夢の世界なので現実世界には一切影響しませんのでご注意を!