神魂の影響はいつだって突然にやってくる。
「こないだは真夏のような温度だったのに……これ、スケートリンクじゃない?」
たまたま通りかかり寝子高プールを見た
野阿 胡桃は呆然とした。
「チェックしたところ、氷の強度は問題ないわね」
最近カーリングにはまってるらしい
桜栄 あずさ理事長がそう言って指を鳴らすと。
体育委員たちがどこからか道具を取り出し、みるみるうちに氷上にカーリング用の円を描いた。
「でもストーンがないわね。何か代わりのものは……」
理事長が考えていると。
「あれ、猫ちゃんが……!」
胡桃は目ざとく、どこからともなく集まり氷の上に乗った猫たちを指差した。
「えっ、冬毛でもこもこになってる……これも神魂の影響?」
「ニャニャネ~」
胡桃はそんな不思議な鳴き方をする猫に近寄り、そっと撫でる。
すると、すうっと猫は滑り、カーリングの円の中に納まった。
「えっ、そのまま大人しく寝てる……」
不思議な現象に見とれていると。
「決まりね。猫を使ってニャーリングやるわよ!」
理事長が宣言した。
「ニャーリング……面白そう!」
これは見逃せないと目を輝かせる胡桃だった。
こんにちは、天村です。
野阿 胡桃さん、ガイドへのご登場ありがとうございます。
もしご参加いただける際は、ガイドはイメージですのでご自由にアクションをおかけください。
というわけで、ニャーリングです。
神魂の影響によるちょっと時空のズレた世界のようで、いろいろ変でもマスコミが騒いでいたりはしません。
寝子高生だけでなく、たまたま通りかかった一般の人でもご参加できます。
二チームに分かれて勝敗を競いますが、ご参加の立場は投げる選手でもいいし、(神魂の影響等で変身して)投げられる猫でもいいし、コーチでも観客でもなんでも構いません。
猫は神魂の影響で寒いのも気にならないようですし、投げられたりぶつかったりでダメージを受けたりはしませんのでご安心を。
チーム:
三毛猫チーム:黄色いリボンの猫石
虎猫チーム:赤い首輪をした猫石
チームは自由に決めてアクションにお書きください。
できればコメントページでどちらのチームか書いていただけると他の方がわかりやすいです。
サイコロで決めたい場合は、コメントページでサイコロの目が、偶数なら三毛猫チーム、奇数なら虎猫チームとします。
選手のバランスが悪ければNPCも参加させます。
チーム関連のコメントは自由なので、一切なくてもオーケーです。
ルール:
4人が2回ずつ投げて、両チーム計16回投げて1エンド。
本来10エンドで勝負をつけますが、今回は猫が飽きてしまうので休憩時間を挟んで2エンドで勝敗を決めます。
(引き分けの場合もう1エンドで決着をつけます)
猫は、投げられてしばらくは大人しくその場にとどまりますが、時間がたつと気まぐれに動き出すかもしれません。
マイボールならぬマイ猫の連れ込みも可(一人一匹まで)としますが、飼い猫であってもいつもと違う環境ですし言うことを聞いてくれるかはわかりません。猫のきまぐれをお楽しみください。
休憩時間には理事長からおやつの差し入れがありますので、希望を言っておけばもしかして聞いてもらえるかも?
というわけで、参加してみるかい?(北海道弁風)
「ニャニャネ~」