初夏の寝子島。
冬を過ぎ、春が来て、徐々に気温が高くなってきた。
季節が移り替わってゆくのは良いものだが、
島民たちが心配していることがひとつ。
九夜山にある、樹齢四千年の寝子杉。
ここのところ九夜山の寝子杉周辺にだけ、
雨が降っていないのだという。
周囲の花々にも、きちんと水は与えてはいるものの、
やはり天然のシャワーには敵わない。
心なしか日に日に元気を失っていく寝子杉と花たち。
そんな中で、誰からともなくこんな噂が囁かれはじめました。
あの寝子杉に、何か悪いモノがとり憑いて、
寝子島全体に悪さをしているんじゃないか、と……。
本当に、寝子杉に悪いモノがとりついているかどうかは
定かではありません。
ですが、このまま雨が降らないと、
もしかしたら寝子杉が枯れてしまったり、
病気になってしまう可能性もあります。
そこで、島民たちは一計を案じました。
寝子杉の前で雨を呼ぶ踊りや歌を披露して、
なんとか雨を降らせようという作戦です。
現在、島では寝子杉の前で歌や踊りを披露してくれる、
勇気ある人々を募集している、とのこと。
あなたは、その話を聞いて
試しに応募してみることにしました。
果たして、無事雨を呼ぶことができるのでしょうか?
お読みいただきありがとうございます!
一言でいえば、雨乞いの踊りをしよう!ということです。
踊りで参加か、歌で参加か、あるいは両方か。
お友だちとお誘い合わせでセッションしても良いと思います。
どんな気持ちで踊るのか、歌うのか。
雨が降ったら何をしようか。
そんな感じで、楽しくお祭り騒ぎをしてもらえたらいいな~と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。