爽やかな五月の朝の陽射しの中、貴方ははっと目を覚ました。
時刻はまだ朝の早い時間。
普段の休日ならばこんな時間に目を覚ますことはめったにないのだが、
今日は少し違っていた。
怖い夢を見た。
他の誰かにとっては取るに足らない夢かもしれない。
けれど、貴方にとってはとても恐ろしい夢で、
その威力はと言えば、もう一度ベッドにもぐりこむ気にはなれないほどだ。
幸い、外は晴天で雨の予報もなく、気温も高すぎず低すぎずちょうど良い。
貴方は夢の残り香を振り払うように身支度をして、
気分転換に散歩に向かったのだった。
気分転換をしてください!
……いや、あんまりに投げっぱなしかなーとも思うのですが、
五月の陽気ってそれだけで特別感があるし、
みなさんの気分転換方法を知る機会もなかなかないかなと思いまして。
散歩するでも、買い食いするでも、
釣りにいそしむでも、悪夢を掘り下げて嫌いを克服するでも。
寝子島内で納まる範囲で、自由に悪夢からの気分転換を図ってください。