気付くと、
結城 日和は《そこ》に立っていた。
「あれ? ここは……?」
何気なしに鏡を覗いたら、そこに、どこか自分に似た、けれど自分ではない異形が映って。
え? と思った瞬間にはもう、日和は知らない場所に立っていたのだった。
寝子島とは――日和の生きる世界とは、違う匂いがする。
肌に触れる空気も、日和の知るものとはどこか違っていた。
そして日和は――見知らぬ世界で、再び《それ》に出会う。
(! あれは――)
日和の目に留まったのは、鏡に映ったまもの――死者達の聖母《アンデットマザー》。
まものとの邂逅を前にどう動くかは、勿論、日和次第だ。
お世話になっております、巴めろと申します。
このページを開いてくださってありがとうございます!
結城 日和さん、ガイドへの登場誠にありがとうございました!
なお、もしこのシナリオにご参加いただける場合ですが、
ガイドは一例ですのでご自由にアクションをかけてくださいませ。
こちら、PL様発祥のまもの化企画から生まれたシナリオです。
また、コミュニティまかいも参照させていただきました。
以下、シナリオの詳細でございます。
このシナリオの概要
こちらは、神魂の影響で《まかい》に迷い込んでしまったPC様が、
まものとの邂逅を果たすシナリオとなっております。
PC様の視点からIF世界のまものPC様を見るという少し変わった形で、
まものとの交流を行うなどしてその生態に触れる、ちょっと図鑑的な要素のある内容です。
このシナリオでは、まものPC様は、寝子島のPC様と似たところのある別人という扱いとなります。
シナリオの舞台は、まもの達がフツウに暮らすIF世界《まかい》です。
ある日、いつものように鏡を覗いたPC様は、
鏡に、自分にどこか似ているけれど、自分ではないまものが映るのを目にし、
ふと気が付くと、鏡の前にいた状態のまま《まかい》の地に立っていました。
そして、近くには先ほど鏡に映ったまものがいて……。
PC様は直感的に、元の世界に戻るにはまものと接触する必要があることを悟ります。
なお、接触とは言っても、遠くからその生態を観察する等のアクションもOKですし、
まものに戦いを挑むもよし、まものと仲良くなろうと試みるもよし。
まものとの関わり方は、全くの自由でございます。
まものとの何らかの形での邂逅を果たすことで、
PC様は、転移の直前にいた場所へと戻ることができます。
なお、こちらはPC様の知らないことですが、
怪我を始めとする何らかの変化は、現実世界に帰還した段階で、
基本的に《まかい》に降り立つ直前の状態にリセットされます。
但し例外として、記憶、及びそれに付随する変化(感情の動き等)はそのまま残ります。
また、《まかい》でどれだけの時間を過ごしても、
現実世界では、長くて数分ほどしか時間が経っていない、ということになりますので、
長時間の《まかい》への滞在も、さほど問題はございません。
まものの設定については、企画を参考に、ご自由にどうぞ。
まものの言動の希望に加えまして、名称、性格、口調、生息地等々、
文字数の許す限り、特徴を詰め込んでいただけますと幸いでございます。
容姿は、まもの化イラストをお持ちの方は、基本的にその姿となります。
イラストを持っていない方や今回は別の設定で! という方はアクションにてご説明ください。
イラストの姿で行きたいけど追記が! という場合もアクションにてどうぞ。
なお、不明な部分はお任せと解釈させていただくことになります場合がございます。
また、まものはNPCとしての扱いになります。
アクションでの言動などの希望の指定は上述の通り可能ですが、
採用できない部分も出てくる場合がございますこと、ご了承くださいませ。
なお、このシナリオにおける《まかい》の設定は、基本的に前述のコミュニティに準拠しております。
但し、コミュニティでの設定に沿えない部分が出てくる可能性があること、ご理解願えますと幸いです。
それでは、まものとのひと時の邂逅、お楽しみくださいませ。
ご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします!