時刻は、朝の8時半を少し回ったところ。
1年9組と10組の今日の1限は、男女別で行う体育です。
「朝から体育ってキツいよね」
なんて愚痴を漏らしながら、ふたつのクラスの女子たちは、
体育館へと移動していました。
「よーし、みんな集まったか?」
高野 有紀先生が、9組と10組の女子に声をかけます。
はーい、という返事を確認すると、高野先生は今日の授業について説明を始めました。
「今日の体育は、見ての通り、
跳び箱とマットだ」
そう言った高野先生の後ろには、既に準備された器具が。
「最終的にはどっちもやってもらうんだけど、とりあえず今日は好きな方を選んで、って感じで」
あまり無茶して怪我しないように、とか出来なかったら遠慮なく周りに頼るんだぞ、とか
そんなセリフを言った後、高野先生は「あ」と思い出したように生徒たちに告げました。
「そうそう、最初に
柔軟体操を全員でしなくちゃいけないな。とりあえず、ペアをつくろうか」
高野先生のその言葉に、ある生徒は早速パートナーの元へ近寄り、
またある生徒は不安げな瞳できょろきょろと視線を巡らすのでした。
高野先生が生徒たちに指示していたのと時を同じくして、
体育館の窓からは何やら不穏な視線が。
「ん?」
高野先生が違和感を覚えそちらを振り向きますが、人の姿は見えません。
「気のせいか。気のせいだなうん。カカカカ。さーて、ペアはもう出来たかい?」
豪快な笑い声と共に、授業開始のチャイムが鳴りました。
無事、柔軟体操のパートナーは見つかったでしょうか?
そして、体操が終わった後の跳び箱とマット、どちらにチャレンジするかは決まったでしょうか?
こんにちは、マスターの萩栄一です。
こちらは1年9組、10組女子の”授業風景シナリオ”になります。
体育の授業なので男子と女子は別です。このシナリオでは女子の授業風景を行います。
担当の先生は、9組担任の高野 有紀先生です。
授業時間は、1限目の8:40 - 9:30になります。
ガイドにあります通り、参加者の皆さんには跳び箱かマット運動のどちらかを選んでもらい、
授業に励んでいただきます。
股を大きく開いたり、マットの上でいろいろ動いたりしていただきます。
競技前には、ふたりで一組になって行う柔軟体操があります。
こちらはアクションに書いても書かなくても構いません。
(もちろん、柔軟にもアクションを割いた方は、その分跳び箱やマットの描写については、
その部分にアクションを集中させた方よりも減りますのでご了承ください)
なお、GAを組んだり掲示板で事前に話し合ったりして相手を決めるのも、
なかなか相手が見つからず淋しい感じであえて行くのも自由です。
「柔軟はしたいけど、相手は決めていない」などの場合は、
こちら側で適宜アクションを見ながら相手を決めさせていただく場合もあります。
また、跳び箱やマット運動をしている間は順番待ちの時間もあります。
その間、同じ授業を受けている友達とお喋りをしたり、
その時競技中の人を見て盛り上がったりするのも面白いかもしれません。
また、ガイド中に怪しげな部分がありますが、
こちらに関しては一応、「他クラスの参加者がいた場合用の一要素」として用意させていただきました。
特にアクションで触れる必要はございませんが、
フツウの跳び箱とかマット運動以外の方向で動いてみたい方は、こちらに関わってみても良いかもしれません。
どの行動にどのくらいアクションの文字数を使うかはもちろん自由ですので、
柔軟にすべてをかけるも良し、運動しつつ外敵に注意を払うも良しです。
ただし、あらゆる行動を取った時のアクションがすべて採用されるとは限りませんので、
その点だけご了承ください。