"誰かが子供の頃に好きこのんだチョコレートは、綺麗な箱に入っていた。
けれど大事にポケットに入れていたせいで、溶けて崩れてしまったのだ。
だから私は箱を開けて……。"
"溶けてくずれたチョコレートを、舐めとるように。
全部を自分の中に、流し込んだ。"
(シナリオ「空色アクアリウム」より)
(PL:シナリオ中の一場面よりアイディアを頂いて、描いて頂いたイラストです。
とにかく凄い。
二人の人物が絡むうえ水中という状況で、構図としてはこれほど作り方が難しいものもなかなかないのでは……という感じですが、それを完璧に作り上げてくれているところ。
そういうぱっと見て分かるところもなのですが、さらに素敵なのは色使い。
ブルーの水着、赤く染まった肌。
グリーンの海と、夕陽の優しくとける色。
見れば見るほど奥深いです。
で、なおかつ。
眉毛の差、二人の年齢関係を反映したような目の表情の描き分け、肌色の微妙な違い、遠慮なく長身な女の子の長身を描いているところ。
そんなところに感動したりするのです。
たちあ様、意図せず受け付けてしまったとのことでご苦労おかけしたと思いますが、今回は素敵なイラストをありがとうございました。)