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【クリスマス】シーサイドタウンのクリスマスイヴ
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●借りサンタ競争(4)●
【キャットロード】
同じく借りサンタ競争の選手、
フィリップ・ヨソナラ
も、お供の愛犬アイザックと一緒にサンタ捜索を頑張っていた。ただ困ったことに、自分が引き当てた『うさ耳サンタ』というお題カードの、意味がよく分からない。
「うさ……? ウサ? USA、うーん……」
まだ日本語が難しいフィリップにとっては、ちょっと特殊な単語過ぎるのだ。特に略されると、わからない単語が多いみたい。
「耳のついた……サンタさん?」
でもサンタさんには大抵、耳が付いてる気がする。困った、お手上げだ。いちど引き返して、さっきスタジアムにいた、アシスタントのお姉さん達に意味を聞いてみようか。
そうフィリップが思い始めた時、アイザックがそのカードのにおいを嗅いで、下からぱくっと口に咥えてしまった。そして「ワン!」とひと声鳴くと、そのまま先頭に立って歩き出す。
「アイザック、わかるですか?」
どんどんアイザックは歩いて行く。やがて賑やかなキャットロードに入り、貸し衣装屋さんの前を通り、通りにサンタの衣装を着た人の数が増えてきても、アイザックは脇目もふらずに、どんどん歩く。
やがて、あるお店の前に、自分と同じ銀の髪をした女の子の姿を見つけて、フィリップは立ち止まった。あれは……?
「あっ、ミルカさん! こんにちは!」
【キャットロード:ねこのて前】
ミルカ・アハティアラ
もお客さんとして、メイド喫茶『ねこのて』のお茶と限定メニューを楽しんだ1人だ。ドライフルーツのたっぷり入ったクリスマスプディングでお腹もいっぱいになり、混み合ってきたお店を出て、さて次はどこへ行きましょうと思案していた所に、よく知っている男の子の声が聞こえてきた。
「あ、フィリップさんにアイザック!」
通りの人混みの中に2人のお友達の姿を見つけて、ミルカはそちらに走り寄る。フィリップは、このキャットロードを彩るツリーの飾り付けも一緒にした、仲良しのお友達なのだ。
ドーベルマンのアイザックも今日は一緒で、たれ耳の上にかぶった、トナカイの角付き帽子がキリッと男前で凛々しい。ミルカがくすぐるようにその帽子を撫でてやると、アイザックも自慢げにピンピンその長い尻尾を振った。フィリップが着ている角付きのトナカイフードも、ユーモラスでとても可愛い。
「すごい、2人ともトナカイの衣装がよく似合ってますね!」
「ミルカさんのウサギの耳の髪飾りも、かわいいですね、素敵です」
「あ、これですね……」
と自分の頭にぴょこんと生えた、2つの耳にミルカは触れて、
「衣装のレンタル屋さんで記念撮影をしたら、
その後、面白がってお店の人が付けてくれたんです。
可愛いので付けたままにして、色々お店を見て回ったりしていました」
あれっ、とそこで遅まきながら、フィリップが気が付いた。
(あ、うさぎみみ、もしかして……)
「もしかして、ミルカさんはウサ耳サンタさんですか!」
「ウサ耳……はい、そうですよ(ぴょこぴょこ)」
やった! ようやくウサ耳の意味が分かって、フィリップは訳を話し出す。
「実はスタジアムで、こんなイベントしているです」
「(聞いて)借りサンタ競走……? ああ、
さっきのお姉さんが言ってたイベントですね」
「よかったら僕に、借りる、かりるれて、借りれて……ええと。
……一緒に来ませんか?」
と差し出されたフィリップの手を見て、ミルカもにっこり頷いた。
「うさ耳サンタが必要ですか……? ええ、喜んで!」
「つけてくれたお店の人に感謝ですね!」
とフィリップの手を取り、ミルカも嬉しそう。
「今日は僕はトナカイですから、『ウサ耳サンタ』さんのミルカさんを
ゴールまでエスコートしますよ。もちろんアイザックも一緒に、ですね」
「よろしくお願いしますね、フィリップさん。
では連れて行って下さい、わたしを寝子電スタジアムへ!」
【寝子ヶ浜海浜公園】
「本物のサンタさん……本物のサンタさん……
う〜ん、なかなか見つからないなー。すぐ会えると思ったんだけどな〜」
ペアサンタカードで無茶振りなお題を引き当てた
野々 ののこ
も、まだサンタを求めて街をさまよっていた。捜しているうちに海浜公園まで来てしまったが、ここはぴったり寄り添うカップルさんばかりで、あんまりサンタっぽい格好をしている人はいないみたい。
「うきゃー……(小声)みんなラブラブだね!
邪魔しちゃうから引き返そっと……あっ」
その時、向こうに見つけたのだ。サンタっぽい格好をしている人を。
「ヤッター今度こそ、本物のサンタさんを発見だよ! ばっひゅーん!」
「いやいやいやいや……」
ばっひゅーん!と勢い良く、↑左のふんどし男に抱きつこうとした ののこを、間一髪で現れた
栖来 衣夢
が、割って入って止めた。
「どう見ても本物のサンタじゃないわよね。半裸の変態男よね」
「突然現れた失礼な人に、すごくすごく褒められたですよ!」
「いや褒めてないから……」
衣夢の冷静なツッコミにも頓着せずに、そのふんどし男、
北 玄
が今日のマイ着衣をさっそく自慢だ。
「これ、キャットロードの貸し衣装屋でレンタルしたですよ!
僕ながらナイス衣装ですよ! すごくすごくサンタですよ!
メリーあけおめですよ! メリーことよろですよ!」
「うん、そりゃ私も、個性的な珍サンタが見たいとは言ったけど、
あなたのコスプレ(?)はちょっと、度を越してるわよ……」
まあともかく、運営スタッフ衣夢さんの介入&説明により、ののこもようやく、この北が本物のサンタではないと、納得したようだ。
「エエーッ!? 今度こそ! 本物のサンタさんに会えたって、そう思ったのにー」
「ののこ……あなたのサンタ観はいったい、どうなってるの……」
それはそれとして、衣夢はさっきから頭の隅で、何かが引っ掛かっているのだが、それが思い出せずに首を捻っている。目の前のこの、変態男に関することのような気がしてならないのだが。
(何だったかしら……ともかく、悪い予感しかしないわね)
「そうですか、本物のサンタを探してるですか?
なら僕が、すごくすごく役立つ助言をするですよ!」
衣夢が首を捻っている間に、北玄が勝手にののこにアドバイスをし始めた。
「サンタさん、週に1日は赤い服を着てるですよ!
そして『あなたはサンタさんですか』の質問に『いいえ』で答えて、
嘘発見器が反応したらサンタさんですよ!
だから、赤い服をよく着てる知り合いに、嘘発見器をかけるといいですよ!」
「赤い服……赤い服を着てる知り合いかぁ……(ほわんほわんほわ〜〜ん)」
ののこの頭上にフキダシで、誰かさんの姿が思い浮かぶが、どう見てもそれは寝子島高校のジャージだ。
「嘘発見器、持ってなければ僕が貸してあげるですよ!
的中率1億万パーセントですよ!
利子グラハム数倍のプランク時間複利で貸してあげるですよ!」
あ、連帯保証人のサインもくださいですよ!」
「え、私もサインするの?」
あれよあれよと北が嘘発見器を ののこに押し付け、何だかよく分からないうちに衣夢にまで、借用書のサインを書かせようとした、その時だった!
「だまされてはいけませんぞ、ののこ君、衣夢君!」
「む、何奴ですよ!?」
突然後ろからよく知る声がして、2人がそちらを振り返る。その人物の顔を見た、衣夢が驚愕に叫んだ。
「あ、あなたは……!!」
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
62人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月12日
参加申し込みの期限
2016年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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