それは、いつもと変わらない登校風景でした。
校門を通った生徒たち数人が叫び声を上げるまでは。
「なんで俺がお前なんだよ! 俺の体返せ!」
「いや、それはこっちの台詞だ……」
周りの生徒たちには何が起こったかわかりません。
何も変わったことはないのです……そう、本人たち以外にとっては。
「これは……?」
剣崎 エレナは、まず足元の違和感に気づきました。
履いているはずのスカートがズボンになっています。
「間違えた? そんなはずは……」
さらに顔にかかる前髪が、金色の光を放っていません。
靴も見慣れたものではなく、カバンも、それを持つ手も……こんなごついのが自分の体であるものですか!
恐る恐る肩を触ってみれば、ご自慢の縦ロールも消えていました。
「どういうことなの……」
そして、エレナはさらに信じられないものを見ました。
自分にそっくりの誰かが近づいてくるのです。
その生徒は、まぎれもなくエレナの声で言いました。
「やあ、いいセンスをしてるね。僕と同じ髪型をしてる人に会えるなんて。
おっ、ヒーローキーホルダーまでおそろいじゃないか。あれ? なんだか変だね?」
慌てて鏡を探した挙句見つからず、ガラスに姿を映してみれば。
そこに映っていたのは
鷹取 洋二の姿だったのです……
エレナの、いやエレナだったものの悲鳴が響きました。
悲しいかな、声は鷹取のものでした……
こんにちは、またははじめまして。天村です。
神魂の影響で、体が入れ替わる事件が起きています。
剣崎 エレナと鷹取 洋二も入れ替わってしまったようです。
入れ替わりたい方は、以下のルールをよくお読みになってください。
・基本的にGA推奨です。ご希望の相手の承認を得た上でご指名ください。
・承認なし(相手のアクションに何も書いてない)で入れ替わる場合は、こちらで適当なキャラに決めさせていただきます。
異性だけは嫌! などおおまかなNG指定はアクションにお書きください。
・ろっこんを発動する場合、自分のろっこんのみ使える場合と相手のろっこんのみ使える場合があります。
どちらか片方、アクションを記入する際選んでください。
・NPCを指定することはできません。お相手が見つからなかった場合に限り、こちらの判断でNPCと入れ替わってもらうことも あります。
自分は入れ替わることなく騒ぎを楽しむアクションでも構いません。
入れ替わりの時間は半日ほどで、自然に元に戻ります。
校門の近くを歩いていれば、寝子高関係者以外でも入れ替わり可能です。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。