「今日もいい天気だなあ」
暖かい日差し。程よい風。ただ歩くだけでも気分がいい。
そんなことを思いながら歩いていると、いつのまにか路地に迷い込んでいた。
(あれ……ここ、どこだ……?)
なにかに吸い寄せられたような、なぜかこの道を通りたくなったような、そんな感覚。
そんな日もあるか、なんて思って歩き続けていたら、見慣れないものが目に入った。
おにぎりだ。大きなトラックと同じくらいのおにぎりが目の前にそびえ立っている。
「なにこれ!?」
おそるおそる触れてみる。感触はおにぎりそのもの。
しかし自分の身長を超えるそれを、果たしておにぎりと呼んでいいものか……。
ただこれがある限り、この先に進めないことは分かる。少し不安を覚えつつも、試しに一口食べてみる。
「おいしい!」
米が立っているのをちゃんと感じられる絶妙な炊き加減。
美味しさに任せて食べ続けると、あちこちから色んな具材が現れる。
これは食べられるということがわかった。
そして、食べて減らさない限り、いつまでも通れないということも。
だったらやることは決まっている。
「食べるしかない……!」
星織遥です。
今回は「巨大なおにぎりを食べる」という話です。
人気のない路地に皆さんは引き寄せられるようにやってきます。
見えない力に引っ張られる感じです。
そしてそこで巨大なおにぎりに遭遇します。
そのおにぎりを食べなければ道を通ることができません。
食べ方は自由です。
手で掴んでもいいし、かじりついてもいいです。
アクションには以下のことをお願いします。
・おにぎりをどう食べるか
・どんな具材が現れたのか(複数でもOK)
・おにぎりを見た時や食べてる時、食べ終わった後の行動や心境など