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新たな住まいへの一歩
初瀬川 理緒
は無事に大学に合格し、そして高校卒業が間近に迫っていた。
大学受験の為にここ最近はグラドルとしての仕事は休業していたのだが、合格が決まった途端に所属事務所に半年分のスケジュールが埋まる程の仕事を入れられ、その忙しい合間を縫って新居への引っ越しの準備を進めていた。
今日もまたその準備を恋人である
佐和崎 紗月
としているところである。
「こうして改めて見たけど……本当、理緒ちゃんって沢山の服を持っているね」
「撮影の時に着たのもあるから、全部が全部自分で買ったわけではないけどね」
「それはそうだろうけど。でも、本当に貰って良いの?」
と、そう言って紗月は傍にある大きめの袋へと視線を向ける。袋の中には理緒から貰った服が入っているのだ。
「勿論よ。前からそれは紗月に似合うんじゃないかなと思っていたから渡せて良かったわ。それに、紗月以外にも渡したりしているのだから、遠慮はしなくて良いわよ」
紗月が言ったように理緒のクローゼットはとても充実している。それは彼女がグラドルとして自らを磨く事に余念がない証でもあるのだが、引っ越しには足枷となってしまう程の量だ。
それ故に引っ越しをする前に紗月やその他の友人、または同じ寮に住んでいる子達に分けたりしていたのだ。
理緒のクローゼットにあった服はどれもが理緒のファッションセンスの高さを証明する品々であり、その為、皆が皆、喜んで受け取っていったというわけだ。
「そう言えば、新しい部屋はもう決めたんだよね?」
「ええ。凄い苦労したけど何とかね」
理緒が浮かべている表情から本当に苦労したのだろうと察する紗月。
大学の合否が出る前から理緒は賃貸情報誌やスマホの情報サイトなどでチェックしてはいたが、これという物を発見する事は出来ずにいた。
今回、部屋探しをするにあたり理緒は大きめの収納がある部屋を条件の一つとしていた。グラドルという仕事をしている以上、これは必須条件なのだ。
だけど、それが時期が時期という事もあって、条件に合致する物件があっても既に契約済みになっている事も多く、頭を抱えたりもした。
埒があかないと思った理緒は何とか時間を作っては不動産屋の案内で旧市街やシーサイドタウン、それに木天蓼市内の物件を見て回ったのだ。
しかし、予算はお手頃でも大学へ通うには遠すぎたり、大学へ通うには便利でも予算的にちょっとだったり、大学への通いやすさと予算の両方を満たしても環境が悪かったりで思うように良い部屋を見つける事ができずにいた。
「そんなに苦労したんだ……。それで良く見つける事ができたね?」
「んー……何と言うか、あまりの見つからなさに一か八かで不動産屋さんが提示した物件ファイルを適当に開いたら偶然丁度良い物件だったのよねぇ」
それは本当に偶然だったのだ。
こうなったら一か八かで決めるよっ! ……これだっ! と、ファイルを開いてみればそれまで何でそれが目に入らなかったのかと思う程の物件だったのだ。
「今日これからその部屋の見学に行く事になっているんだけど、良ければ紗月も来る? 新しいところ、紗月の家の近くなのよ」
「え、そうなの?」
理緒がこの部屋にした理由の一つに、恋人である紗月の家との距離が近いというものがある。
理緒が超人気グラドルという事もあって、二人がこうして会える日は中々に限られている。だが、家が近ければデートとまではいかなくても理緒の家に晩御飯を食べに来たりと言うようなちょっと会うと言う事がし易くなる。
これから大学に入学してもグラドルとして活動していくつもりのある理緒としてはとても魅力的なポイントだったのだ。
「うん。じゃあ、私も見学しに行こうかな」
紗月とて理緒の新居がどういう部屋なのかは気になってはいたのだ。そんな風に誘われては行かない理由もない。
こうして二人は理緒の新たな部屋への見学へと向かった。そこにはキャットロード近くにあるメゾネットタイプのアパートがあった。
「あ……中に階段がある。これってメゾネットって言うんだっけ?」
「ええ、そうね。これなら紗月が泊りに来てもプライベート空間を別けれるから便利かなと思ったのよ。前にテレビでアパートやマンションでシェアするならメゾネットタイプが最適って言ってたからね」
グラドルとしての仕事の為の条件が収納であるならば、紗月が泊りに来ても不自由しない作りというのは言わばプライベートの為の条件。
最愛の恋人が来る事を前提としているのは理緒にとっては当たり前の事であり、遠慮なく紗月が来れるような物件であれば紗月との憩いの時間が増えるかもしれないという思惑もあった。
「立地の良さに比して家賃も手ごろだし、収納もそこそこあって中々に良い感じなのよ」
「本当だね。結構収納が多くてそれぞれの広さも良いね」
収納の一つを開けてその広さを紗月が確認する。これならば服を収納するケース等を購入すればそれなりに置く事ができるだろうと紗月は思った。
「これなら良いでしょう?」
「うん。適当に決めたって言ってから心配したけど、安心した」
「何を言ってるのよ。本当にまずい物件だったら契約するわけないでしょう?」
「うーん……。確かに理緒ちゃんはしっかりしてはいるんだけど、たまに大胆でノリに任せるところもあるから……」
そう言って非難するように紗月が視線を向ければ理緒は焦ったように顔をそむけた。
「さーて。見学はこれくらいで十分だし、そろそろ戻りましょうか! 今のところにいるのももう長くないし、あそこでの思い出に浸かりながらゆっくりしたいわ」
「もう理緒ちゃんったら……」
けれど、理緒の言う事は一理はある。三年間理緒が住んだ部屋にゆっくりとお別れはしたいと紗月も考えていたのだ。
「さ、帰りましょ、紗月」
「うん」
そう言って二人は手を繋ぐ。それはこれから先、まだまだ二人の時は続く事を意味しているようだった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
新たな住まいへの一歩のリアクションをお届けいたします。
実のところ、引っ越しを経験したことのない昂祈です。
ただ、兄が大学に通っている頃、2年→3年でキャンバスが変更になるため、その引っ越しの手伝いと後は卒業時の手伝いもした事がありますが、それが引っ越し関係では唯一の経験です。
実際のところ進学就職の時期は更に異動の時期でもあるため、不動産の方々は大変そうではありますね。
さて、今回はここまでという事で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月13日
参加申し込みの期限
2020年11月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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