彼女は求婚する5人の公達へ『条件』を提示した。各々に、1つずつ。
いずれも話にしか聞かない宝物。後に語られる『5つの難題』
「その難題を成し遂げた方にお仕えしましょう」、と。
姫に認められんと散り散りになる公達を背に、
屋敷に座するその姫は、付け加えるように、己にしか聞こえぬように呟いた。
「尤も、不可能でしょうけれど」
PL:
童話モチーフでお願いしてみました。
可愛らしい姿に何か黒いものを思わせる表情と視線、素晴らしいです!
しえ絵師さま、ありがとうございました!
また機会がありましたらよろしくお願い致します。