あー……うん。鯨は、なんていうか、浮舟さんにとても似合っていると思うよ。
ビー玉入りのラムネも金平糖も、綺麗だし似合っていると思う。
(風が頬を撫でる。ホットお汁粉の缶の熱が、コート越しに胸に伝わってくる。
そこで私の好きなものを聞かれていたことに気づく。
さっきから、浮舟さんは私のペースに合わせてくれているような気がする。こういう人に私は感謝しなければいけないのだ。)
そうだね、私は……砂浜の波打ち際を散歩するのが好きだな。
今はもう水が冷たすぎるけど、春とか秋には足を浸しても心地良かったりするんだ。
5月頃だったかな、ヤドカリの赤ちゃんが沢山生まれていて、可愛かったよ。
こういうのは、寝子島に来て初めて知ったんだ。
あとは……映画が好き。ゾンビとか、首なし亡霊騎士とか、爆発するやつとか……楽しい。
(ジャスミン茶を一口飲み)
……ふむ。何でも良いぞ。
好きな物でも、趣味でも。何でもな。
…………………………………………………。
(浮舟さんと偶然一緒になった帰り道。
自動販売機でホットの缶飲料を買って、私達はとりとめのない話をつづけた。)
(鯨かあ…。たちまち雄大な海のイメージが広がる。
ビー玉入りのラムネ。光を受けて涼やかな音を立てる。
金平糖。キラキラしていて良いよね。
淡くカラフルな世界が視界を満たす。浮舟さんは素敵な感性の持ち主だ。)
PL:
冬の夕焼けの空と、その光加減の中に佇む二人…とても味わい深いです!
水彩画の感じ、瞳の溶けるようなグラデーションがすごく好きです!!
ナド絵師さま、ご一緒してくださった浮舟さんと背後さん、どうもありがとうございました!
(とある寒い日の夕方。茉莉と、話をした。
冬の冷たい空気も、時折訪れる沈黙も、
彼女の傍では不思議な心地良さに変わる。
自販機で購入した温かいジャスミン茶の花の香りを楽しみながら、
空が暗くなり星が出るまで、自分の話をし、茉莉の話を聞いていた)
鯨は好きだな。他には、ビー玉入りのラムネと、金平糖と……。
好きな物はまだまだ沢山ある。よく「以外だ」と言われるがな。
(大きな溜息を一つ吐き)……ああ、すまん。
次は、茉莉の事を教えてくれないか?
PL:
二人の間に流れる穏やかな空気が何とも堪りません!
クールな二人も格好良かったり可愛かったりで、とても素敵です…!
跡野茉莉さんとそのPLさん、ナド絵師様に感謝を!
この度は、ありがとうございました!